奇襲2着のダノンバラード「自分が先頭のつもりで乗った」

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シルポートが1000m通過58秒5のハイペースで引っ張る中、好スタートから離れた2番手をキープし、積極的に運んだダノンバラード。最後もゴールドシップに交わされたものの、4角からの早めスパートが功を奏し、ジェンティルドンナ、フェノーメノらに先着。低評価を覆す走りをみせた。

「2番手でも前とは離れていたので、自分が先頭のつもりで乗りました。道中はリズム良く、ずっとスムーズ。早めに動いたのもイメージどおり。最後までよくがんばってくれましたよ」と川田騎手

もともとモタれる面のある馬だけに好位でラチを頼る競馬ができたことも大きかったのだろう。2歳時から活躍を続けるディープ産駒の素質馬。皐月賞以来のG1での好走をみせた。

なお、競走中に鼻出血を発症していたことが判明。