母は米G1馬のパシフィックギャルが人気に応える…福島新馬

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13年6月30日(日)、2回福島2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の1番人気・パシフィックギャルが優勝。勝ちタイムは1:51.7(良)。

2着には3/4馬身差で9番人気・タケルファラオ(牡2、美浦・大和田厩舎)、3着には2番人気・ホクラニミサ(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

内枠を利してオルカアタックがハナ。アクシア、タケルファラオ、パシフィックギャルらが続く形。キオネメジャーは向こう正面から行きっぷりがみられず最後方。 3コーナーから徐々に各馬が進出を開始し、直線入り口では前を行くパシフィックギャルにホクラニミサが並びかける。直線で2頭が抜け出したが、パシフィックギャルがしぶとさをみせた。 一騎打ちかと思われた中で、2着にはタケルファラオがインから差して、ホクラニミサを交わしている。

勝ったパシフィックギャルは母が米G1馬で、安田記念にも出走したアイランドファッションという血統。 馬主は吉田 勝己氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「太平洋地域のギャル」。

1着 パシフィックギャル(内田博騎手)
「まだ競馬が分かっていない感じでしたが、横に馬がきたときにやる気を見せてくれました。こんな感じで勝つんですから、力がありますね。素直ですし、まだギアが変わりそうですから先が楽しみです」

2着 タケルファラオ(田辺騎手)
「馬っ気を出したりして幼さを見せていましたが、レースでは乗りやすかったです。3、4コーナーでモタついたところで勝ち馬に離されましたが、最後もよく伸びています」

3着 ホクラニミサ(松岡騎手)
「直線で追い出しを我慢出来ましたし、良い競馬が出来ました。反応も良いですし、センスのある馬です。もう少し距離が短い方が良さそうです」

4着 オルカアタック(嶋田騎手)
「ハナに行ってほしいという指示でした。内枠でしたし、スタートも良かったので先手を取れました。最後もよく脚を使っています」

5着 アクシア(江田照騎手)
「初めての競馬でフワフワした感じの走りでした。使いながら慣れてくればやれると思います」

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パシフィックギャル
(牝2、美浦・手塚厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:アイランドファッション
母父:Petionville


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