【七夕賞】好調マイネルラクリマ「抜け出せる位置で」

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3日、日曜福島11レース・七夕賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、都大路ステークス2着のマイネルラクリマ(牡5、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.2-55.3-39.6-12.9をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「前走は、勝ち馬に上手く乗られてしまいましたね。この馬も勝てる力はありましたが、勝ち馬に向く展開で、惜しい2着でした。レース後は鉾田へ短期放牧に出してリフレッシュしてから、このレースを目標に調整してきました。レース当該週は輸送もありますし、強い調教をしたくなかったので、先週の水曜と土曜にやりました。
土曜に重きを置いてある程度強めにやりましたし、体も仕上がっているので、今日は調整程度の内容でした。単走予定のところ、たまたま内の2頭と一緒になりましたが、この馬のペースで調教が出来ましたし、良い目標が出来てかえって良かったと思います。余力十分で、直線の手応えも良かったです。先週あたりから好調時のような走りをしていますし、体に張りもあります。
骨折の影響はありませんし、能力が高く仕上げやすい馬なので今回も楽しみです。福島でも勝っていますし、どんな競馬でも出来るタイプなので、いつでも抜け出せるような位置で競馬をして、最後脚を使って抜け出してくれればと思っています」