素質馬フリートストリートがオープンへ返り咲き…安達太良S

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13年7月13日(土)、2回福島5日目11Rで安達太良ステークス(ダ1700m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の2番人気・フリートストリートが優勝。勝ちタイムは1:44.3(良)。
序盤からハナをきると、程なくダブルスター、アンアヴェンジドのマークを受けたが、終始、危なげない走りで逃げ切り勝ち。初の福島コースも、持ち前の先行力を活かした走りをみせた。

2着には1.1/4馬身差で4番人気・ダブルスター(牡4、美浦・伊藤圭厩舎)、3着には3番人気・ディーエスコンドル(牡5、美浦・藤原辰厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアンアヴェンジドはラストで失速。4着に沈んだ。

勝ったフリートストリートはデビュー3連勝でジャパンダートダービーにまで駒を進めた素質馬。この夏から、降級で1000万下からの再挑戦となるも、着実に勝ち星を重ね、オープンへ返り咲いた。 馬主はH.H.シェイク・モハメド、生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「ロンドンの街路名より」。

1着 フリートストリート(内田博騎手)
「短距離を使ってきていますし、スピードがありますね。行く気はありませんでしたけどスピードがありますし、引っ張り殺しても仕方ないので行きました。折り合いがついていて無理をしているわけではありませんし、良いペースで運べました。直線もしっかり伸びて、もう一段ギアがありそうな感じでした。強かったですね」

2着 ダブルスター(戸崎騎手)
「センスがあって競馬が上手な馬です。まだまだやれると思います」

3着 ディーエスコンドル(藤原辰調教師)
「良い形の競馬は出来ていますし、終いもしっかり脚を使ってこの馬の力は出しています。今日は上位2頭が強かったですね」

4着 アンアヴェンジド(北村宏騎手)
「スタートを上手に出て良い感じで運べていましたが、他馬がきたときに少し力んでしまいました。向正面からまたリズムを取り始めましたけど、力んだ分最後の伸びがもうひとつでした」

5着 ダノンハラショー(蛯名騎手)
「よく頑張っています。これまでにない形の競馬が出来ましたし、こういう競馬の方が合っていると思います」

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フリートストリート
(牡4、栗東・角居厩舎)
父:Street Sense
母:ジェニーリンド
母父:Singspiel
通算成績:10戦5勝




福島写真:武田明彦

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