ハイアーレートが向こう正面からマクって差し切り…福島新馬

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13年7月21日(日)、2回福島8日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の1番人気・ハイアーレートが優勝。勝ちタイムは1:52.3(良)。

序盤は外枠各馬が先行し、ハイアーレートもダッシュがつかず後方から。道中はゴールドシェンロン、ウィークエンドらがレースを引っ張るも、5F過ぎにハイアーレートは外からマクリ進出。 終始、外外を回る競馬ながらも、直線で突き抜け着差以上の強さをみせた。

2着には1.1/4馬身差で14番人気・ゴールドシェンロン(牡2、美浦・清水英厩舎)、3着には6番人気・ダノンミシガン(牡2、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

勝ったハイアーレートは母がフラワーCで2着のスルーレートという血統。 馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者はノーザンファーム。馬名の意味由来は「高確率。母名より連想」。所属するキャロットクラブでの募集価格は2800万円だった。

1着 ハイアーレーン(吉田豊騎手)
「スタートが速い馬なので、ハナに行けたらいこうと思っていましたが、馬場が悪いところを通ったので最初はモタモタしました。1、2コーナーで立て直して、向正面で馬場の良いところに出したら一気に上がっていけました。長く良い脚を使っています。いつもはそんなことはありませんが、今日は馬っ気がひどかったですし、この状態で勝つんですから力がありますね」

2着 ゴールドシェンロン(杉原騎手)
「距離はスタートも速く、スッと行けました。前向きな馬で、自分からハミを取ってくれました。初戦なので周りを気にしてフラフラするところもありましたが、よく頑張ってくれました」

3着 ダノンミシガン(田辺騎手)
「ゲート練習をしてきましたが、やはり出が遅く前半は行けませんでした。小脚を使えるタイプでもないので、向正面からサーッと上がっていきました。良い感じでしたが、勝ち馬が強かったですね」

4着 バスティード(田中勝騎手)
「追って味のあるタイプで、終いもしっかり伸びてくれました。もう少し距離があっても良さそうです」

5着 コスモメリー(嶋田騎手)
「スタートをポンと出て前々で競馬が出来ました。4コーナー辺りでフラフラしてしまったので、それが無ければもう少し差が詰まったと思います。競馬が上手な馬です」

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ハイアーレート
(牡2、美浦・大久洋厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:スルーレート
母父:フレンチデピュティ



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