シルクアーネストがOP16度目の挑戦で初勝利…福島テレビオープン

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13年7月21日(日)、2回福島8日目11Rで福島テレビオープン(芝1800m)が行なわれ、宮崎 北斗騎手騎乗の9番人気・シルクアーネストが優勝。勝ちタイムは1.48.3(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・サワノパンサー(牡7、栗東・松元茂厩舎)、3着には8番人気・スピリタス(セ8、栗東・岡田厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたキョウエイストームは13着に敗れている。

勝ったシルクアーネストは昨年5月に準オープンを勝ち上がってから、13戦目にしてオープン特別初勝利。重賞ではまだ馬券に絡む走りを見せていないが、2走前のエプソムCでは0.5秒差と健闘していた。馬主は有限会社シルク、生産者は新冠のハシモトフアーム。馬名の意味由来は「冠名+熱心な」。シルクホースクラブでの募集総額は1200万円。

1着 シルクアーネスト(宮崎騎手)
「前に行ってほしいという指示だったので、中団くらいで競馬をしようと思っていました。少し後ろからになりましたが手応えは良かったですし、ずっと内を走っていましたけど、3コーナー辺りから馬場の良い外側に上手く出せました。直線の手応えも抜群だったので届くと思っていました。今までは外回りコースで良績を残していたようなので、小回りで結果を出せたのは収穫だと思います」

2着 サワノパンサー(石橋脩騎手)
「こういう馬場ですし、切れるタイプでもないので後ろを待ち過ぎないくらいように乗りました。手応えも良かったですし、いけるかと思いましたけどね。最後もしっかり脚を使ってくれますし良い馬です」

3着 スピリタス(北村宏騎手)
「1コーナーで狭くなった以外は上手く運べました。4コーナーに向かう手応えも良く、これならと思いましたけど、勝ち馬に交わされてしまいました。良い走りでしたが、もう少しでしたね」

4着 ミキノバンジョー(吉田豊騎手)
「道中はかかるところなく、良い感じで運べました。直線ではあとひと踏ん張りだったんですけどね」

5着 ゲシュタルト(蛯名騎手)
「怒らせるとしっかり走ってくれます。楽に行けていましたが、直線では突っ張るような走りになってしまいました」

13着 キョウエイストーム(中川調教師)
「ジョッキーは、返し馬のときに背中の感じがもうひとつだったと言っていました。結果的に、函館遠征後の中2週で疲れがあったのかもしれません」

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シルクアーネスト
(牡6、栗東・池添厩舎)
父:グラスワンダー
母:ティアドロップス
母父:サンデーサイレンス
通算成績:42戦6勝




福島写真:武田明彦

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