中京記念で競走中止のフレールジャックは予後不良に

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中京記念で競走を中止したフレールジャックは、検査の結果、左左第一指関節脱臼と靭帯を断裂していることが判明。予後不良であることが、所属するキャロットクラブのHPで発表された。

クラブのHPによれば、「4コーナーあたりで急にガクッときて、靭帯が伸びたような感じになってしまって…。馬はすごく頑張って僕を落とさないようにしてくれたんです。なんとか命はと思ったのですが…。なんと言えばいいか分かりません。申し訳ありません」(藤岡康太騎手)

「すぐに獣医に見てもらいましたが、左前の球節を脱臼しており、それにより靭帯が断裂しているとのことでした。なんとか命だけはと思っていましたが、これ以上は馬を苦しめることになるため、非常に残念ですが楽にさせてあげることになりました。フレールジャックには思い出がありすぎて今はまだ気持ちの整理ができません。ただただ会員の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです」(友道康夫調教師)

と関係者は悲痛な思いをコメントしている。同馬は一昨年にデビューし、3連勝でラジオNIKKEI賞を制覇。近走でも上位に食い込んでおり、この日も4番人気に支持されていた。