「四位騎手も絶賛」バウンスシャッセ…函館注目2歳新馬

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バウンスシャッセ
(牝2、美浦・藤沢和厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:リッチダンサー
母父:Halling

現2歳世代では、既に3頭が勝ちあがり、ここへ来て質量共に存在感を放つゼンノロブロイが父。おじには英重賞ウィナー、半兄のホーカーテンペストは同じ藤沢和雄厩舎で4勝を挙げている。

6月29日に函館へ入厩し、以来、順調に乗り込みを消化。夏場の調整にもへこたれず、カイ食いが落ちることなく、牡馬のような馬体の逞しさを披露している。

1日(水)の最終追い切りでは、四位洋文騎手が騎乗し、函館芝で僚馬のサトノフェラーリと併せ馬。6F:88.8-71.1-54.9-40.2-12.2秒(馬なり)で追い切り、併せ馬には遅れたしたものの、時計以上に内容の濃いメニューを消化してきている。

「最終追い切りの時計は遅いが、2頭で出入りのある競馬を想定した中身のある調教ができました。優等生タイプで、教えた事を覚えてくれます。オートマチックのように自在で、コントーロルが利くし、非常に乗りやすい馬ですね。追い切りに騎乗していた四位騎手も絶賛していましたよ」と大江原調教助手。陣営も操縦性の高さを絶賛している。

8月4日(日)、函館の芝1800mに四位騎手でスタンバイ。「レースに自信を持って送り出せるし、このメンバーでもヒケはとりません」と同助手は自信の構えだ。推定馬体重は496㌔。