【レパードS】インカンテーションが人気に応え重賞初制覇!

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13年8月4日(日)、2回新潟4日目11Rで第5回 レパードステークス(GⅢ)(ダ1800m)が行なわれ、大野 拓弥騎手騎乗の1番人気・インカンテーションが優勝。勝ちタイムは1:50.3(稍)。

2着には2馬身半差で4番人気・サトノプリンシパル(牡3、栗東・矢作厩舎)、3着には2番人気・ケイアイレオーネ(牡3、栗東・西浦厩舎)が続いて入線した。

サトノプリンシパルがハナを主張。そこにインカンテーション、オメガインベガス、タイセイバスターらも追走。ケイアイレオーネは中団を追走。 隊列自体は縦長も前掛かりでレースが進んでいったが、4コーナーではサトノプリンシパルにケイアイレオーネが競りかけ、レースはヒートアップ。 しかし、終始、2番手のインをキープしていたインカンテーションが脚を溜めていたことも功を奏し、直線で抜け出すとあっという間に後続を突き放した。

勝ったインカンテーションは当レースでは好相性の前走1000万下勝ち組み。 馬主は有限会社 ターフ・スポート、生産者は浦河の谷川牧場。馬名の意味由来は「呪文、呪術。父名より連想」。

これがシニスターミニスター産駒の重賞初勝利。大野拓弥騎手、羽月友彦調教師はレパードS初勝利だった。

2着 サトノプリンシパル(蛯名騎手)
「自分の形で競馬が出来ましたし、ペースも良く力を出せました。今日は相手の力が上でしたね。これからいろんな形の競馬が出来るようになってくると良いですね」

3着 ケイアイレオーネ(幸騎手)
「今日はスタートが良く、いつもより前で競馬をしました。無理はしていませんし、4コーナーでは勝てるんじゃないかという手応えでしたけど、勝ち馬に楽に交わされてしまいましたからね。距離が長かったのかどうかは何とも言えませんが、こういう競馬をしてレースの幅が広がるのは良いと思います」

4着 ジェベルムーサ(田辺騎手)
「位置取りは気にせず、出たなりで競馬をしました。途中から上がっていこうかと思っていましたが、ペースが速かったですし、馬の余力もなくなりそうだったのでガマンしました。前が止まらないなか、よく頑張っています。もう少し器用さが出てくれば更に良いと思います」

5着 ドコフクカゼ(竹之下騎手)
「パドックでも雰囲気は良かったですし、馬場先出しをして馬が落ち着いていましたが、勝負どころでズブさを見せて力を出せませんでした。経験を積んでいけば、スッと動けるようになると思います」

6着 シグナルプロシード(内田博騎手)
「スタートで滑ってしまって、後手後手になってしまいました。普通にスタートを切れれば良かったんですけどね」

7着 オメガインベガス(戸崎圭騎手)
「こういう形になるのは予想通りでした。前走より集中できていましたけど、まだ周りを気にするところもあります。ただ牡馬相手によく頑張っていますし、牝馬同士ならまた違うと思います」

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インカンテーション
(牡3、栗東・羽月厩舎)
父:シニスターミニスター
母:オリジナルスピン
母父:Machiavellian
通算成績:11戦4勝




本日の新潟写真:武田明彦

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