「順調」サトノフェラーリが2連勝を狙う…コスモス賞

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新馬戦で2馬身半差の快勝を収めたサトノフェラーリ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が、土曜函館のコスモス賞で2連勝を目指す。

その前走の新馬戦は、スローペースを折り合って、楽に抜け出す危なげない競馬。母系にストームキャットら名種牡馬がいる良牝系の出身らしく、血統に違わぬ走りで人気に応えた。「うまく調教も出来ていたし、ジョッキーがレースで上手い競馬をしてくれて、それに馬が応えてくれた感じですね。前走通り、しっかり調整はしてきているし、次が楽しみです」と大江原調教助手も期待を寄せる。

7日(水)の追い切りでは北村宏司騎手を背に函館芝で5F:71.1-54.6-40.2-12.7秒を馬なりでマーク。「予定通り、遅い時計の併せ馬で、内容を濃くすることを意識しました。順調にこられていますよ」と好調をキープ。

それでいて、競馬を経験したことで、更なる成長を感じさせるのも良血の裏付けだろう。「もともとが優等生タイプですし、少し2歳っぽいところもありましたけれど、だいぶ解消されてきたし、大人びた面も出てきました」と大江原助手。

新馬戦と同じ函館芝1800mの舞台。再び鮮やかな競馬を見せてくれそうだ。

内がサトノフェラーリ