乃木坂46白石麻衣が命名のキミノナハセンター…函館注目2歳新馬

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キミノナハセンター
(牡2、美浦・藤沢和厩舎)
父:ディープインパクト
母:グレイトサンライズ
母父:Caerleon

父は今年もダービー馬のキズナ、桜花賞馬のアユサンを輩出するなど、競馬界を席捲し続けるディープインパクト。姉には秋華賞馬であり、ブエナビスタのライバルとしてもG1戦線で活躍を続けたレッドディザイアがいる超良血。昨年のセレクトセールで1億5750万円の超高額で落札されただけでなく、人気アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣さんがテレビ番組の企画で名付け親となったことでも知られている話題の一頭だ。

出否の最終的なジャッジとなった8日(木)の追い切りは四位洋文騎手が騎乗して、函館芝で5F:72.0-56.1-41.2-13.0秒を馬なりでマーク。初めての本馬場での追い切りにテンションの高さをみせるも、本番と同じコースを経験。追い切りでも、併せた500万下に同入してみせた。

「若さもあるし、2歳らしい2歳。それでも、どんどん加速していきそうなスピードのありそうな馬。四位騎手も『(先週、新馬勝ちの)バウンスシャッセと違うタイプのいい馬だ』と評価してくれました」と大江原調教助手

8月11日(日)、函館の芝1800mにレッドディザイアの主戦騎手でもあった四位騎手でスタンバイ。推定馬体重は470キロ。

また、8日にキミノナハセンターと併せ馬のパートナーを務めたマデューロ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)も日曜函館9Rの500万下条件に挑む。

前走後は短期放牧を挟み、5ヶ月振りの実戦となる。「随分、牧場でも乗り込んで来てくれているし、函館でもしっかり乗り込んでいるので、問題ないと思います」と同助手は仕上がりに自信。

課題であった気性面についても「あまりムキにならなくなりましたね。落ち着いて自分のペースで走れるようになりましたし、追い切りに騎乗した北村宏司騎手(レースは藤田伸二騎手)も『成長を感じる』と言ってくれています」と成長を感じさせている。連勝に期待が懸かるところだ。

左がキミノナハセンター、右マデューロ

管理馬の調教を見守る藤沢和雄調教師