「洋芝が合っている」シュプリームギフト連覇狙う…UHB賞

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前走、函館スプリントSで惜しくも2着に敗れたシュプリームギフト(牝5、美浦・須貝厩舎)が、日曜函館メインのUHB賞で連覇を目指す。

その昨年のUHB賞を制した後は重賞でも掲示板を確保する走りはみせるが、善戦は止まり。それでも、前走は重賞戦線の常連であるパドトロワにアタマ差の2着と迫った。

「去年からの成績を考えると、やはり洋芝が合っていると思いますね。メンバーが揃いますけれど、前で競馬ができて自在に動ける馬なので、馬場が悪くても雨さえ降らなきゃいいと思います。枠はあんまり外すぎても嫌なので、真ん中~真ん中内くらいがいいですね。好位から進めて抜け出す形を」と北村浩平調教助手が洋芝適性を語る。

今回は主戦の秋山真一郎騎手が韓国での騎乗のため、三浦皇成騎手への乗り替わり。直前の追い切りでも三浦騎手が騎乗し、函館Wで5F:69.6-53.6-39.5-12.8秒のメニューを消化。反応の良さと、最後の伸び脚の感触を掴んだ。

「追い切りがうまくいったというのは一番なんですけれど、ギアチェンジとコントロールを確かめたということで、乗ってもらって良かったです。皇成に対しては調教師もしっかり指示をしてくれるだろうし、あとはレースなどを見て研究してくれていると思うので」と北村助手も期待を寄せており、手替わりに不安はなさそうだ。

これまで重賞に5回挑戦し、最高着順は前走の2着。この後はキーンランドカップ(G3)への出走を見込んでおり、初の重賞制覇へのステップとして是非とも勝って弾みをつけたい一戦だ。