サトノアラジンが大物感漂わせる勝ちっぷり…新潟新馬

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13年8月10日(土)、2回新潟5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の1番人気・サトノアラジンが優勝。
道中はじっくりと後方を追走し、直線では大外に進路を選択。すると、鞍上もステッキを一度も入れることなく、終始、持ったままで突き抜ける圧倒的な走り。アッサリと外から差し切り、大物感を漂わせる勝ちっぷりをみせた。勝ちタイムは1:35.2(良)。

2着には3馬身半差で8番人気・ツクバアスナロ(牝2、美浦・菊沢厩舎)、3着には3番人気・リクエストアワー(牝2、美浦・宗像厩舎)が続いて入線した。

勝ったサトノアラジンは米重賞勝ちのマジックストームが母で、2011年のセレクトセールで1億3650万円の超高額で落札された期待馬。 馬主は里見 治氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

1着 サトノアラジン(戸崎騎手)
「落ち着いて走っていました。まだ体に余裕がありますし、使ってから、ガラッと変わりそうな雰囲気。スケールは大きいですよ」

(池江泰寿調教師)
「パドックや返し馬では大人しすぎ、少し心配しましたが、期待どおりの結果です。緩さが残り、体の使い方など、まだ未完成の段階。調教と同様、ゴールをすぎてから伸びていましたね。この後はいったんノーザンファームしがらきへ放牧に出し、クラシックを見据えて王道路線を歩ませたい。次は秋の東京あたりになるでしょう」

2着 ツクバアスナロ(菊沢隆徳調教師)
「将来を考え、じわっと競馬をしてもらいました。終いはいい脚。上々のスタートが切れたと思います」

4着 スザク(武豊騎手)
「早めに勝ち馬に来られ、最後は止まってしまった。相手が強すぎたよ。使って良くなると思う」

6着 オールデフィート(田中勝騎手)
「追って伸びそうな感触。いい馬だよ」

7着 マイネルシェルト(柴田大騎手)
「いい位置を取れましたが、いさとなってふらふら。まだしっかり走れません。これからの馬ですよ」

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サトノアラジン
(牡2、栗東・池江厩舎)
父:ディープインパクト
母:マジックストーム
母父:Storm Cat



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