【札幌記念】得意の函館でアイムユアーズ「洋芝が凄く合っている」

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前走のクイーンSで復調アピールのアイムユアーズ(牝4、美浦・手塚厩舎)が、勢いそのままに札幌記念(G2)で強豪牡馬に挑む。

「状態に関しては前走終わってからも、ずっと順調にきていたようですし、調教の動きもいい動きをしていたので、状態も良さそうです」

こう語るのは昨年の秋華賞以来のコンビを組む池添謙一騎手。14日の追い切りにも騎乗し、函館ウッドで5F:66.2-51.9-37.8-12.1秒(強め)をマーク。併せた僚馬を豪華に突き放した動きからも、函館の水があうと言わんばかりだ。

前走で久々の勝ち星を挙げて、健在振りをアピール。とはいえ、前走以上の強力メンバー、1Fの距離延長。クイーンS以上にクリアすべき材料が多いことも事実だ。

「札幌記念ですし、毎年いいメンバーが揃うレース。今回も男馬のいいメンバー揃っているので、簡単ではないと思います。ただ、レースで凄く乗りやすい馬なので、小回りも良いと思います。成績が示す通り洋芝が凄く合っていますし、そこを生かせればと。2000mもダメだとは思わないです。
函館の馬場も内がちょっと傷んできているので、その辺はあまり気にはしていないですけれど、綺麗な馬場だったら、内で上手く立ち回るのが理想だと思います。今の馬場なら特別に内を意識する感じではないですね」

これまで函館芝は[2-1-1-0]と複勝率は100%。強力牡馬を相手にコース巧者振りをどこまで発揮することができるか?