新種牡馬ヴィクトリー産駒のケンブリッジベストが押し切り…新潟新馬

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13年8月18日(日)、2回新潟8日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、杉原 誠人騎手騎乗の6番人気・ケンブリッジベストが優勝。勝ちタイムは1:53.1(良)。

2着にはアタマ差で15番人気・ボールドジュニア(牡2、美浦・星野厩舎)、3着には5番人気・タイセイクルーズ(牡2、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたライアンセンスは6着に敗れた。

レースはサムソンズシエルが好スタートを決め、ケンブリッジベストは2番手。スローの流れで、他馬も差がなく追走する形で、一団となって先頭集団を形成。 直線に向いて、横一線の状態から各馬が徐々にスパートをかけると、ケンブリッジベスト、ボールドジュニア、タイセイクルーズ、ケイクエストの4頭の追い比べ。最後は僅かにケンブリッジベストが凌ぎ切り、デビュー勝ちを決めた。2着には最低人気のボールドジュニアが入り、波乱を演出している。

勝ったケンブリッジベストは半兄が昨年の東京スポーツ杯2歳Sで4着のケンブリッジサンがいる血統。新種牡馬ヴィクトリーの産駒初勝利となった。 馬主は中西 宏彰氏、生産者は新ひだかの有限会社 ケンブリッジバレー。馬名の意味由来は「冠名+ベスト、最上、最良」。

1着 ケンブリッジベスト(杉原騎手)
「この馬の兄にも乗せてもらっていたので、何とかしたいと思っていました。スローにも上手く対応してくれましたし、センスが良いですよ。最後までよく頑張ってくれました」

2着 ボールドジュニア(伊藤工騎手)
「スローでも上手くガマン出来ましたし、センスの良い競馬をしてくれました。初戦ですから、競馬を教えるという意味でも良かったと思います」

3着 タイセイクルーズ(北村宏騎手)
「ゲートを上手く出て、流れに乗れました。上がり勝負にもよく対応していますし惜しかったです」

4着 ケイクエスト(勝浦騎手)
「競馬に行ってセンスが良く、良い素質を感じました。使われて良くなるでしょう」

5着 サムソンズシエル(松岡騎手)
「スタートが速く、上手くスローに落とせました。まだ気持ちもしっかりしていないので、これから良くなってきますよ」

6着 ライアンセンス(石橋脩騎手)
「道中の追走は楽でしたが、追い出してからが案外でした。大人しい馬ですから、使ってピリッとしてくるかもしれませんし、体が良いので走ってくると思います」

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ケンブリッジベスト
(牡2、栗東・森厩舎)
父:ヴィクトリー
母:ケンアマツカゼ
母父:マーベラスサンデー

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