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【凱旋門賞】国内最終追い/佐々晶師「自分が描いた通りに」
2013/8/21(水)
10月6日の凱旋門賞(G1)に挑戦するキズナ(牡3、栗東・佐々晶厩舎)の国内最終追い切りが、21日(水)、栗東坂路で行われた。同馬は31日に渡仏し、凱旋門賞と同舞台で行われる9月15日のニエユ賞(G2)に出走する予定。管理する佐々木晶三調教師の一問一答は以下の通り。
-:フランス遠征に向けまして、最後の栗東での調教をされました。まずはその感触から教えて下さい。
佐々木晶三調教師:すごく良かったですよ。予定よりも2秒くらい速くなったんですけど、それだけ順調に来ているということでしょうね。
-:50秒5で、終いも12秒3。凄いですね。
晶:そうですね。ラストが12.1-12.3ですか。良かったと思いますけどね。
-:佐々木さんご自身、これだけの時計が出るとは思っていなかった?
晶:そうですね。元々あんまり時計が出る馬ではないんで52秒くらいかなと思っていたんですけど、予定より良い動きでしたね。
-:ダービーを勝ってからここまでの調整具合を教えていただけますか?
晶:検疫が土曜日に入ってくれということだったので、じゃあ今週の水曜日に完全に仕上げていこうかなということで。予定通りこれました。
-:再入厩したのが7月25日でしたね。
晶:最初は8月9日くらいに入れようかと思っていたんですけど、ダービー馬をいつまでも放牧に出すわけにはいかないので、2週間ほど早めました。
-:帰ってきてからのキズナはいかがでしょう?
晶:一回り大きくなって馬体の方は完成されましたね。
-:この短い間に成長しているということですね。
晶:そうですね。完成の域になってますね。
-:佐々木さんご自身もダービー馬になってからは気をつけて強化したり、あるいは調整したりということっておありでしょうか?
晶:ないですね。
-:今まで通り?
晶:はい。今まで通りですね。
-:その中で自分で成長してきていると?
晶:そうですね。パワーアップはしてますね。
-:そうすると、日本仕様から海外仕様に耐えられるという身体になっているのでしょうか?
晶:なっていますね。やっぱり全体的に大きくなっていますからね。深い馬場でも大丈夫かなという域にまで来ていますね。
-:ダービーでも、とても無理かなというところから追い込んできましたよね?
晶:そうですね。普通の馬だったら5着くらいじゃないですかね。
-:改めてキズナの強さというのはどの辺りに感じられますか?
晶:精神力が凄いですね。そして瞬発力も凄いですからね。その辺がやはり並の馬ではないということは確かですね。
-:精神力と仰いましたが、我々にわかる範囲内で教えていただけますか?
晶:普段はヤンチャなんですけど、レースに近づくにつれて凄く大人になって、一番大人しいのはレース当日なんですけども。それだけ切り替えれる馬を僕が今まで経験した事がないのでこの子だったら外国に連れて行っても平気かなと思っていたんで。行くのであったら3歳で行こうかなと提案したんですけどね。
-:普通の馬ではやはり、3歳のこの時期というのは切り替えが難しいのですか?
晶:成長する馬は成長しますからね。この子は完成度も高いですし、元々素材が良いところもあって、成長も早かったので、これだったら良いなと思ったので、決めたんですけどね。
-:改めて佐々木さんからご覧になって、キズナの最大の武器はどの辺りに感じられますか?
晶:負けないところでしょう。
-:さあ、これからはフランスに行っての調整ということになるかと思いますが、どういうふうに考えていらっしゃいますか?
晶:ダービーを勝つ前から、多分ダービーを勝つだろうと思っていたのでそれから構想を練っていたんですけど、順調に行ってくれればという感じですね。
-:深い芝でのレースを本番で経験することになりますが。
晶:その前にニエユ賞(G2)で本番と同じコース(ロンシャン芝2400m)を走りますからね。多分大きなプラスになると思いますけど。
-:その辺りを含めてお聞きしますが、ニエユ賞ではキズナにどういう事を経験をさせたいのでしょうか?
晶:馬場を見てくれたらいいだけでね。馬券も売ってないんで。
-:ニエユ賞を使って改めて練り直しということになりますか?
晶:今の計画通り僕は行こうかと思っていますし、馬も応えてくれると思いますけど。
-:佐々木さんご自身、キズナを中心としたチームキズナとして今求められていること、どういうふうに感じられていらっしゃいますでしょうか?
晶:結果が出れば一番良いんですけれど、僕の仕事としては、自分自身に悔いが残らないようにするだけなので、あとは馬が応えてくれると思います。
-:改めて、この時点で悔いの残るような事と言うのは?
晶:ないですよ。ここまで自分が描いた通りにくる馬っていないんでね。不思議な馬というか凄い馬だなと思いますね。
-:まさに視界良好ですね。
晶:そうですね。凄い可能性を秘めた馬なんでね。こちらが思っている以上に進化していってますんで、楽しみ一杯ですね。
-:フランス遠征に向けまして、最後の栗東での調教をされました。まずはその感触から教えて下さい。
佐々木晶三調教師:すごく良かったですよ。予定よりも2秒くらい速くなったんですけど、それだけ順調に来ているということでしょうね。
-:50秒5で、終いも12秒3。凄いですね。
晶:そうですね。ラストが12.1-12.3ですか。良かったと思いますけどね。
-:佐々木さんご自身、これだけの時計が出るとは思っていなかった?
晶:そうですね。元々あんまり時計が出る馬ではないんで52秒くらいかなと思っていたんですけど、予定より良い動きでしたね。
-:ダービーを勝ってからここまでの調整具合を教えていただけますか?
晶:検疫が土曜日に入ってくれということだったので、じゃあ今週の水曜日に完全に仕上げていこうかなということで。予定通りこれました。
-:再入厩したのが7月25日でしたね。
晶:最初は8月9日くらいに入れようかと思っていたんですけど、ダービー馬をいつまでも放牧に出すわけにはいかないので、2週間ほど早めました。
-:帰ってきてからのキズナはいかがでしょう?
晶:一回り大きくなって馬体の方は完成されましたね。
-:この短い間に成長しているということですね。
晶:そうですね。完成の域になってますね。
-:佐々木さんご自身もダービー馬になってからは気をつけて強化したり、あるいは調整したりということっておありでしょうか?
晶:ないですね。
-:今まで通り?
晶:はい。今まで通りですね。
-:その中で自分で成長してきていると?
晶:そうですね。パワーアップはしてますね。
-:そうすると、日本仕様から海外仕様に耐えられるという身体になっているのでしょうか?
晶:なっていますね。やっぱり全体的に大きくなっていますからね。深い馬場でも大丈夫かなという域にまで来ていますね。
-:ダービーでも、とても無理かなというところから追い込んできましたよね?
晶:そうですね。普通の馬だったら5着くらいじゃないですかね。
-:改めてキズナの強さというのはどの辺りに感じられますか?
晶:精神力が凄いですね。そして瞬発力も凄いですからね。その辺がやはり並の馬ではないということは確かですね。
-:精神力と仰いましたが、我々にわかる範囲内で教えていただけますか?
晶:普段はヤンチャなんですけど、レースに近づくにつれて凄く大人になって、一番大人しいのはレース当日なんですけども。それだけ切り替えれる馬を僕が今まで経験した事がないのでこの子だったら外国に連れて行っても平気かなと思っていたんで。行くのであったら3歳で行こうかなと提案したんですけどね。
-:普通の馬ではやはり、3歳のこの時期というのは切り替えが難しいのですか?
晶:成長する馬は成長しますからね。この子は完成度も高いですし、元々素材が良いところもあって、成長も早かったので、これだったら良いなと思ったので、決めたんですけどね。
-:改めて佐々木さんからご覧になって、キズナの最大の武器はどの辺りに感じられますか?
晶:負けないところでしょう。
-:さあ、これからはフランスに行っての調整ということになるかと思いますが、どういうふうに考えていらっしゃいますか?
晶:ダービーを勝つ前から、多分ダービーを勝つだろうと思っていたのでそれから構想を練っていたんですけど、順調に行ってくれればという感じですね。
-:深い芝でのレースを本番で経験することになりますが。
晶:その前にニエユ賞(G2)で本番と同じコース(ロンシャン芝2400m)を走りますからね。多分大きなプラスになると思いますけど。
-:その辺りを含めてお聞きしますが、ニエユ賞ではキズナにどういう事を経験をさせたいのでしょうか?
晶:馬場を見てくれたらいいだけでね。馬券も売ってないんで。
-:ニエユ賞を使って改めて練り直しということになりますか?
晶:今の計画通り僕は行こうかと思っていますし、馬も応えてくれると思いますけど。
-:佐々木さんご自身、キズナを中心としたチームキズナとして今求められていること、どういうふうに感じられていらっしゃいますでしょうか?
晶:結果が出れば一番良いんですけれど、僕の仕事としては、自分自身に悔いが残らないようにするだけなので、あとは馬が応えてくれると思います。
-:改めて、この時点で悔いの残るような事と言うのは?
晶:ないですよ。ここまで自分が描いた通りにくる馬っていないんでね。不思議な馬というか凄い馬だなと思いますね。
-:まさに視界良好ですね。
晶:そうですね。凄い可能性を秘めた馬なんでね。こちらが思っている以上に進化していってますんで、楽しみ一杯ですね。
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