＜インタビュー＞グランド＆クリール、エルムSに2頭出しの相沢厩舎

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提供：アナタの知らない騎手の世界

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今年のマーチSで約2年半ぶりの重賞制覇を飾った相沢厩舎。今週のエルムS(G3)にはその厩舎の看板馬グランドシチーと、3年前に同レースを制しているクリールパッションが出走を予定している。2頭出しで今年の重賞2勝目なるか。津曲調教助手のインタビューは以下の通り。

－：まずはグランドシチーですが、前走の門別(ブリーダーズGC)は残念でしたね。

津曲調教助手：少し重かったんでしょうね。

－：馬場も合わなかったですか？

津：馬場というより、4コーナー上がってきてから直線伸びなかったというのはやはり身体が重かったのではないかなと思います。

－：それがあっての連闘策ということですか？

津：この先、使うところもないから、馬のダメージもそこまでないみたいなので中10日だけど使ってみようかと。

－：今度使う函館の1700mは経験のあるコースですものね。

津：こっちでは走ってるからね。

－：乗り慣れたコースでグランドシチーの競馬が出来れば。

津：今回は中10日だから、4キロくらいでも減って、500キロ切っていればある程度のレースは出来ると思うんですけどね。

－：金曜日が雨予報なので、馬場状態も心配かなと思うんですけど。

津：一応、雨はそこまで強く降ってほしくないですね。前がどうしても残る展開になるんでね。

－：今回は前に行く馬もいますからね。

津：ペースはおそらく速くなると思うんですけど。うちの馬の為にはなるべく速くなってほしいですね。

－：馬自身のダメージは全然ないですか？

津：全然てことはないと思いますけど、ガタっとくるほどではなかったので。中10日だからなんとか上手く調整してね。



－：続いてクリールパッションについて伺います。前走の59キロはきつかったですかね？

津：そうですね。でも、いつもよりレースでの進境が見られたので。ああいう競馬で、上手くロスなく回ってきて、直線で外へ出て終いが活きれば。あの馬に関しても今はそこまで速い時計では走れないと思うから、少し時計がかかってくれれば。

－：じゃあ雨は降ってほしくないですね。

津：両方ともね。

－：年齢も8歳になりますけど、今回は叩き3走目ですもんね。調子は上がってきていますか？

津：先週の日曜日にこっちに入厩して、水曜日はある程度の時計で追い切りも出来たからね。騎手に言わせたら「少し重い」って話だったので、あのひと追いで少しは良くなると思う。

－：2頭とも馬体が絞れて、雨が降らずに前が引っ張ってくれる展開になれば、という感じですね。そうなれば2頭ともゴール前で来るシーンも。

津：そうなってほしいですね。