100万馬券の陰に

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土曜東京9レース夏木立賞は3連単178万1180円という大万馬券となったが、その陰には調教師の綿密な作戦があった。

「指示通りのレースをしてくれた」と語るのは、高配当の立役者となったシングンレジェンド(15番人気・2着)を管理する高市圭二調教師。


「今までは前の方に行って少し足りないレースが続いたし、今回はせっかく外めの枠を引いたから、脚をためて終いを活かすようにしようと思って。この馬の父(シングンオペラ)もそういうタイプだったしね。本当に良い伸びを見せてくれた。いやー、どうせなら勝って欲しかったけどね(笑)」と笑顔でコメント。

「やっぱり直線の長いコースは合うね。前に行くだけでは上のクラスに行った時に厳しくなるし、今回みたいなレースを続けていければ」(高市師)
500万クラス卒業のチャンスをアタマ差で逃したシングンレジェンドだが、次のチャンスが来る日も近いだろう。


シングンレジェンド
(牡3、美浦・高市 圭二厩舎)
父:シングンオペラ
母:ピロット
母父:ラムタラ
通算成績:5戦1勝