【札幌2歳S】1週前/デビュー2戦目で重賞制覇へバウンスシャッセ

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新馬戦で快勝のバウンスシャッセ(牝2、美浦・藤沢和厩舎)が、8月31日(土)に行われる札幌2歳S(G3)へと駒を進める。

新馬戦は8月4日の函館芝1800m。次戦に予定する札幌2歳Sも同コースでの一戦となるが、当時よりも悪化の兆候をみせる馬場状態は気になるところ。大江原勝調教助手は「なるべく当日までに雨が降らないように、芝の状態が良くなる事を願うだけ」と、語るものの、その一方で「兄のホーカーテンペスト(父Hawk Wing)も重馬場は得意ですからね。(道悪は)下手ではないので、他と同じ条件ならば、気にならないです」とも適性を口にする。

性別による能力差の開きが少ないこの時期といえど、気になるのは牡馬も名を連ねるメンバー構成だろう。それでも「相手が変わってくると言っても、まだ1回2回使ったような馬ばかりですからね。まだみんな手探りの状態というか、大きな変化はないと思います」と同助手は自信をみせる。その安堵感の裏には、デビュー前から四位騎手も高い評価与えたという、陣営の期待の高さがあってのことだろう。

「前走後も順調。これからどんどん経験していって、次に繋がるような競馬をしてもらえればなと思っています」と大江原助手。父は秋の古馬3冠を制したゼンノロブロイ、兄は4勝の現役馬という藤沢ブランドの血統馬。デビュー2戦目での重賞制覇に期待がかかる。

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21日の追い切りでは四位騎手が騎乗(中)。シンボリエンパイアらと併せ、函館芝5F:72.7-56.6-42.4-13.1秒