【エルムS】フリートストリートがレコードで重賞初制覇!

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13年8月24日(土)、4回函館3日目11Rで第18回 エルムステークス(GⅢ)(ダ1700m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の3番人気・フリートストリートが優勝。勝ちタイムの1.42.0(重)は2年1ヶ月前にランフォルセの記録を1.1秒更新するレコードだった。

2着には3/4馬身差で5番人気・エーシンモアオバー(牡7、栗東・沖厩舎)、3着には1番人気・ブライトライン(牡4、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。

レースは逃げ馬エーシンモアオバーがハナへ。そこにフリートストリート、スマイルジャックらが外から続き、ブライトラインはインの3~4番手付近、ダノンゴールドは好位を追走。エーシンモアオバーの手応えが衰えることなく、そのままレースを引っ張ると、次第に後続は脱落。
そこへ4角からフリートストリートが仕掛けにかかると、3頭が完全に抜け出し、覇権はエーシンモアオバー、フリートストリート、ブライトラインの3頭の様相。直線半ばではブライトラインが伸びあぐねる中、フリートストリートがエーシンモアオバーをとらえ、3連勝を決めた。

勝ったフリートストリートはこれが重賞初制覇。3歳時にはデビュー3連勝するも、一時は結果を残すことができなかったが、降級からの再スタートとなった今夏はこれで3連勝。持ち前の素質を発揮させている。 馬主はH.H.シェイク・モハメド、生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「ロンドンの街路名より」。

フリートストリートの父であるStreet Senseは現役時代にケンタッキーダービーなどを制したアメリカの活躍馬。日本では産駒の重賞初勝利となった。

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フリートストリート
(牡4、栗東・角居厩舎)
父:Street Sense
母:ジェニーリンド
母父:Singspiel
通算成績:11戦6勝





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