得意条件でインプレスウィナーが差し切り…朱鷺S

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13年8月24日(土)、2回新潟9日目11Rで朱鷺ステークス(芝1400m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の8番人気・インプレスウィナーが優勝。勝ちタイムは1:21.0(良)。

2着にはクビ差で1番人気・サクラゴスペル(牡5、美浦・尾関厩舎)、3着には5番人気・モグモグパクパク(牡3、美浦・高橋祥厩舎)が続いて入線した。

エーシンハーバーがハナへ立つと、サクラゴスペル、エスピナアスールらも差がなく追走。モグモグパクパクは5番手付近、インプレスウィナーは後方からの競馬。 道中はレースに目立った動きはなかったが、4コーナー付近で後方各馬も追撃。直線で馬群が凝縮すると、道中はロスのないインを追走。直線では外に出したインプレスウィナーが、イチオクノホシと併せるように鋭い伸び。ゴール前でインから粘りこみを図ったサクラゴスペルらを交わした。

勝ったインプレスウィナーは2歳時も含め、オープン特別は3勝目。昨年の京王杯SCで3着をはじめ、全6勝中5勝が左回りの芝1400m戦というコース適性の高さを発揮した。 馬主は西城 公雄氏、生産者は日高の坂戸 節子氏。馬名の意味由来は「感動させる+勝者」。

1着 インプレスウィナー(田中勝騎手)
「前走は直線競馬で、追い通しになって脚が溜まりませんでした。近走は振るいませんでしたけど、元々はこれくらいやれていい馬ですよ。今日は展開もハマりましたね。1400が一番良い脚を使えます」

2着 サクラゴスペル(横山典騎手)
「本当はこの形でも押し切ってほしかったんですけどね。負けはしましたが、始動戦としては良いスタートを切れたと思いますし、次は更に良くなるでしょう」

3着 モグモグパクパク(北村宏騎手)
「間隔があいていましたけど、リズム良く運べました。4コーナーも上手く捌けて、これならという手応えで最後もよく伸びていますけど、これで差されるんですから仕方ないですね。古馬相手によく頑張っていますよ」

4着 イチオクノホシ(蛯名騎手)
「だいぶ復調してきています。今日も普通の状態なら突き抜けていたと思いますけど、交わせそうなところで脚色が一緒になりました。ハマッたかと思ったんですけどね」

5着 ザラストロ(戸崎圭騎手)
「内をスルスルと上がっていけましたし、直線で狭くなるようなところがありましたけど、それでも伸びてくれました。これで復活の兆しが見えたと思います」

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インプレスウィナー
(牡6、美浦・宗像厩舎)
父:フサイチコンコルド
母:ケリーズビューティ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:30戦6勝




本日の新潟写真:武田明彦


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