【新潟記念】順調に調教消化ブリッジクライム「万全の態勢で臨みたい」

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28日、日曜新潟11レース・新潟記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、三面川特別1着のブリッジクライム(牝4、美浦・鈴木康厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-52.7-39.3-14.4をマークした。

【鈴木康弘調教師のコメント】
「この馬はテンにかかるところがある馬なので、前半ゆったり運べる新潟コースは合っていますね。前走も、道中に上手く前に壁を作ってゆったり走れたことが、最後の伸びに繋がったと思います。今回は中2週で間隔が詰まっているので、その点に注意して調整してきました。カイ食いが良く先週の時点では少し重い感じがしたので、先週木曜に坂路でやりました。今週はウッドチップでやりましたけど、良い動きでした。レース運びと同じように、テンはリラックスさせて半マイルあたりから速く、という指示どおりの稽古が出来ました。
夏負けしないタイプですし、状態、雰囲気ともに良いですよ。馬込みを嫌がる馬ではありませんし、速い脚があるので、馬込みにいても少し間があけばそこから伸びることが出来ます。今回は前走よりも1ハロン延びますが、これまで長い距離を使ってきているので大丈夫です。道悪をこなせないことはありませんが、速い脚を生かせる良馬場でやりたいですね。昨年の秋華賞以来の重賞ですし、古馬相手の重賞は初めてなので、万全の態勢で臨みたいです。ハンデ51キロも恵まれたと思いますし、楽しみです」

データ
新潟記念のブリッジクライムに騎乗する横山典弘騎手は昨年8月26日、報知杯大雪ハンデ(フィールザラブ)以来の51㌔での騎乗。過去10年でも51㌔以下での騎乗は9度しかなく、うち4勝を挙げている。