【札幌2歳S】マイネルフロストに皇成自信「ポテンシャルの高さで」

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今週新馬戦、コスモス賞と2連勝中と勢いに乗るマイネルフロスト(牡2、美浦・高木厩舎)が8月31日(土)に行われる札幌2歳S(G3)の出走を予定している。

28日の追い切りでは、三浦皇成騎手を背に函館ダートコースで追い切り。僚馬との3頭併せで、5F:67.8-52.7-38.3-12.6秒を馬なりでマーク。2秒以上後ろから追走し、外から伸びてくると、ゴール前では1馬身半先着。馬なりながらも、綺麗なストライドで函館のダートコースを駆け抜けた。

跨った三浦皇成騎手は「間隔が詰まっていますし、先週も日曜日にやっているので、今日は馬なりくらいで良いかなと思って乗りました。やっぱり動きましたね」と手応えに好感触を示した。

デビュー当時はうるさい面も見せていたが、短期放牧を挟み成長を促した今回。「環境にも慣れて落ち着きも出てきた。馬自体も変わらず良い状態」と鞍上は自信を窺わせると、馬場の悪くなった函館の洋芝に関しても「力のある馬ですし、全然苦にしないと思いますよ。トビも綺麗でポテンシャルの高さでカバーしてくれるでしょう」と不安は無い様子。

新馬戦では内ラチ沿いで脚を溜める競馬。前走のコスモス賞では11番枠から先行し、終始外を回らされる厳しい展開。異なる適性の2戦をこなしているあたりからも、レースセンス、器用に立ち回れる機動力が窺える。

昨年はロゴタイプ、コディーノ、一昨年にはゴールドシップも出走していたクラシックの登竜門でもある札幌2歳S。今年はマイネルフロストが3連勝で一気にクラシックへ向けて名乗りを挙げることができるのか?注目の一戦だ。