良血プリンスダムが圧倒的人気に応え差し切り…新潟新馬

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13年9月1日(土)、2回新潟12日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の1番人気・プリンスダムが優勝。勝ちタイムは1:51.9(稍重)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・トーセンソユーズ(牡2、美浦・加藤征厩舎)、3着には8番人気・ピーキー(牡2、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

最内枠からヴィンセンツイヤーがジワっとハナに立つ展開。マイネルゼーラフ、サクラプレミアらがスローペースで続き、スタートが悪かったプリンスダム、レイズアスピリットは後方から。 プリンスダムは直線を向くまで慌てずに後方2番手を追走。仕掛けられてから加速までに時間は掛かったが、直線半ばで先頭集団を射程に捕え、最後は余裕の手応えでゴール。道中は脚を貯めていた集団で差しの決着となった。

勝ったプリンスダムは叔母にエアグルーヴ、近親にルーラーシップ、アドマイヤグルーヴらG1ウイナーが並ぶ血統で、サンデーサラブレッドクラブの募集価格は5000万円。馬主は有限会社 サンデーレーシング 、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「王子の地位」。

1着 プリンスダム(浜中騎手)
「気性がおっとりしているので距離はもちますよ。今日も遊びながら走っていましたし、余裕がありました」

2着 トーセンソユーズ(戸崎圭騎手)
「攻め馬から良い感触がありました。勝ち馬には切れ負けしましたけど、この馬もクセがありませんし力のある馬です」

3着 ピーキー(松岡騎手)
「動きの良い馬です。まだ全体的に非力な感じがするので、その辺りが今後の課題ですね。距離は長い方が良さそうです」

4着 マイネルゼーラフ(石橋脩騎手)
「スタートが良かったので、そのまま行きました。センスが良いですし、よく頑張っています。背中も良いし素質がありますよ」

5着 レイズアスピリット(蛯名騎手)
「フラフラするところがあったり、まだまだ子供ですね。これからの馬ですよ」

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プリンスダム
(牡2、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マリーシャンタル
母父:サンデーサイレンス



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