安田記念勝ちのストロングリターンが抹消、種牡馬入りへ

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昨年の安田記念の勝ち馬ストロングリターンが(牡7、美浦・堀行厩舎)は、9月4日(水)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。

ストロングリターンは重賞3度目の挑戦となった5歳春の京王杯SCで重賞初制覇。続く安田記念ではタイム差なし、クビ差2着と涙を飲んだが、翌年の安田記念を差し切り勝ち。G1馬の仲間入りを果たした。
今年4月には左第一趾節種子骨々折が判明。8月からは放牧先で騎乗調教を始めていたが、故障箇所と逆脚を痛め、引退の運びとなった。今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて種牡馬となる予定。

同馬は半妹に今年の桜花賞でも2着のレッドオーヴァルがいる血統で、生産者は千歳の社台ファーム。JRA通算獲得賞金は3億1099.5万円(付加賞含む)。

ストロングリターン
(牡7、美浦・堀厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:コートアウト
母父:Smart Strike
通算成績:21戦7勝
重賞勝利:
12年安田記念(G1)
11年京王杯スプリングC(G2)