27日、ジャパンカップダート(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。メーデイア(牝5、栗東･笹田厩舎)は坂路で助手を背に追い切り。余力を残した走りで、時計は4F53.3-39.5-25.6-12.4秒をマーク。

｢先週にある程度やってあるんで、けさはおしまいを重点にやりました。そ、馬に負担のかからない程度でね。順調にきてますよ。日本を代表する一流馬を相手に、ただ１頭の牝馬。どれだけやれるかチャレンジですよ｣と笹田和秀調教師は話す。　

今月4日に行われたJBCレディスクラシックでは単勝1.0倍という圧倒的1番人気に推されながら3馬身差の快勝。もはや牝馬にライバルは見当たらない。これまでJCダートには13回で14頭の牝馬が挑戦し、4着が最高。ダート界の女王が歴史を変えるかもしれない。