【JCダート】阪神得意ワンダーアキュート「地の利を生かしたい」

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27日、ジャパンカップダート(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。ワンダーアキュート(牡7、栗東・佐藤正厩舎)はCWコースで植野貴也騎手を背に(レースでは武豊騎手が騎乗予定)タマモアルバ(古500万)と併せ、0.5秒後ろから追走すると、終いは一杯に追われアタマ差で先着した。時計は6F81.4-66.8-52.7-39.0-13.2秒をマーク。

調教を見守った佐藤正雄調教師は「先週にやってあるし、けさはラスト100mでステッキをいれた。相手もケイコ駆けする馬だし、こんなものかな。馬体重は前走より絞ろうと思って調整してきた。阪神コースとは相性もいいし、地の利を生かしたいな」と静かな闘志を燃やしていた。

JCダートへは5年連続の挑戦となり、一昨年、昨年はどちらも2着。前走のJBCクラシックではホッコータルマエに敗れての2着となったが、前回よりも攻め気配は断然。悲願の制覇を狙う。