【JCダート】春のG1馬グレープブランデー「徐々に上向いて」

トピックス

27日、ジャパンカップダート(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。グレープブランデー(牡5、栗東・安田隆厩舎)はM.デムーロ騎手を背に坂路でカレンケカリーナ(古500万)と併せ馬。0.7秒後方から追走すると、最後はムチが入り一杯に追われながらクビ差で遅れた。時計は4F54.1-38.7-24.4-12.2秒をマーク。

「先週はロードカナロアと併せたし、この日曜にも1F12秒3を出しています。けさも上がり重点に併せ馬でしっかりとやりました。使って良くなるタイプらしく、徐々に上向いてきました。そう、みやこSは結果を出せなかったけど、あそこを使ったことは正解だったと思います。春のGⅠ馬としていい走りをみせたい」と安田隆行調教師も上積みに期待する。

今春のフェブラリーSで優勝し、骨折からの完全復活を果たしたが、その後、再び骨折していたことが判明。10月に8ヶ月ぶりの実戦復帰を果たしてからは、徐々に上向いてきている。使って良くなるタイプだけに、復帰3戦目の今回は期待したいところ。G1馬の輝きを取り戻したい。