【朝日杯FS】3戦オール連対フルブルーム「負けなしの気持ち」

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15日(日)に行われる朝日杯フューチュリティS(G1)に出走予定のウインフルブルーム(牡2、栗東・宮本厩舎)を管理する宮本博調教師の一問一答は以下の通り(12/11、最終追い切り後)。

-:ウインフルブルームの宮本調教師にお話をうかがいます。前走の千両賞は鮮やかな3馬身差の勝利でしたが、振り返ってどんな走りでしたか?

宮本博調教師:自分の想像以上の強い勝ち方でした。ハナを切るとは思っていましたが、直線を向いて、後続をまた離すとは思っていませんでした。

-:4コーナー先頭の競馬では、デビュー戦で3馬身半、前走は3馬身と強い勝ち方になりますね。

宮:実は、2回目の競馬だけ普通のハミに戻したのですが、馬が限界にきた時にササってしまって、ちょっと追いにくかったみたいなんです。そういう点で2着になったと思います。

-:そこも上手く乗り切っていれば、負けなしの内容ですね。

宮:自分の中では、負けなしの気持ちです。

-:今回はちょっと格が上がりますが、そのあたりについてはいかがですか?

宮:G1なので他の馬たちも強いですが、その中でも走ってほしい、と思います。

-:そのG1の朝日杯FSに中1週でのチャレンジとなりますが、前走からここまでの雰囲気はどのようにきていますか?

宮:前走が終わった後も、ココ(朝日杯FS)と決まっていましたので、まずが疲れをとりました。追い切りはテンションがガーッと上ってしまう馬なので、テンションを上げないように調教してきました。

-:そういう点で、今日はジョッキーを乗せない追い切りだったのでしょうか?

宮:和田(竜二騎手)くんが乗ったら馬に伝わってしまって、オンとオフのはっきりしている馬なんです。“オン”と思って走られて、誤算が起きたら嫌なので、今日はうちの助手を乗せました。

-:かなりの手応えを持って、レースに臨める雰囲気ですね?

宮:枠順も内側に入ってくれたらなと思います。

-:特に中山の1600mというのは、特異なコースと言われていますので、そのあたりが大きいのでしょうか?

宮:そのためにも、僕の運勢をちょっと良くして、内側に枠を持って行けるようになればなと思います(笑)。

-:内に入った場合には、先行策が良いのでしょうか?

宮:この馬のペースで走って行ったら、ここ3回競馬を走っていますが、全て好スタートを切っています。速い馬がいたら自分のペースで行けばいいし、ハナにはこだわっていませんが、前目の競馬になると思います。

-:前走は休養明けを叩いて、初マイルも克服して、時計勝負を走っていて、ということで、あとの課題は関東初遠征というところぐらいでしょうか?

宮:小倉に遠征したことがありますので、遠征はそれほど気にしていません。

-:ファンの皆さんも楽しみが多く、応援して下さると思います。

宮:凄く綺麗な馬なので、走ったらファンがたくさんつくだろうなと思います。

-:最後に勝つイメージを教えて下さい。

宮:週末に向けて、金曜日に神社へ行って祈願してから競馬に臨もうと思っています。

-:優勝するように我々も祈願しています。

宮:よろしくお願いします。