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平林雅芳の目
2009/9/1(火)
日曜新潟11R
新潟記念(GⅢ)
芝2000m
勝ちタイム1.59.6
勝ち馬:ホッコーパドゥシャ(牡7、栗東・村山厩舎)
■前走の惜敗を晴らしホッコーパドゥシャ優勝だ!!
急遽の乗り替わりとなったホッコーパドゥシャ。
9Rで石橋脩Jが落馬し負傷するアクシデントが発生したが、見事に一発のチャンスを物にしたベテラン江田照J。
長い新潟、最後の最後に伸びたのが、小倉記念でハナ差に泣いたホッコーパドゥシャ。
見事な勝利で前走の鬱憤を晴らしたものであった。
メイショウレガーロしか行きそうな馬がいないのは判っていたが、本当に実際にゲートが開いても誰も行こうとしなかった。
メイショウレガーロが前へ出て、2番手にダイシンプラン、と直ぐに態勢が決まった。
最初の1Fが13.0と、レースゆったりと流れた。
メイショウレガーロ先頭、2番手がダイシンプラン、そして3番手の内にサンライズベガが入り、3コーナーを過ぎてサンライズベガが内からダイシンプランに並ぶように前へ出て行ったぐらいで、大きな動きはみられなかった。
遅い、本当に遅かった。
千メートル通過が1.01.8と、超がつくほどに遅かった。
これでは外へ出したい馬も、直線に向くまで辛抱の態だ。
そんな展開となり、どうやら直線勝負となりそうな気配濃厚となった。
マルカシェンクのゲートの出はやはり速くはなかったが、今日はましだった。
ブービーでのスタートだが差はなかった。
枠順も内だけに、当然に内々を追走してじっと我慢。
残り800メートルを過ぎて4コーナーのカーブを廻り直線に入って来たが、まだほとんどの馬が内から離れないで走っていた。
残り600メートルのハロン棒を過ぎたあたりで、少しずつ外へ外へと進路を取って行った。
メイショウレガーロはまだまだ先頭を譲っていなかった。
その内にサンライズベガが入って来た。
残り400メートルを過ぎたあたりで、各馬が追い出しにかかった。
少しずつ進路を真ん中へ取ったメイショウレガーロ。
その内からサンライズベガが少しずつ前に出て行った。
ガラッと開いている一番内へ入って追い上げてきたのがマルカシェンク。
誰も通らない内ラチ沿いを一気に前へと上がってきていた。
一番前で並ぶメイショウレガーロとサンライズベガの2頭。
その後ろに横一列に7、8頭が並んで、さらにその後ろにまた横一列に馬が広がった。
真ん中の列にいたホッコーパドゥシャが、少しずつ外へ出してきてはまた外へと出して来ていた。
大外から追い込んできていたエアシェイエディの勢いが悪くなかった。
その内へホッコーパドゥシャが並び、鞍上の江田照Jの左ステッキが入った。
そしてついには一番前に出て、ゴールを目指すサンライズベガと並び、さらにはその前にホッコーパドゥシャが出たように見えた。
一旦は先頭に立ったサンライズベガ。
しかし新潟の直線は長く、本当に遠い。
勝ちパターンのレースであったが、ホッコーパドゥシャだけに最後抜かれてしまった。
ホッコーパドゥシャは道中5、6番手の内でレースを進めた。
直線ではジワジワと外へ出す機会を伺い、小出しに出せたのも幸いしてゴール前で何も前にいない空間を得て、勝利へのゴールへと歩を進めた。
前走小倉記念でハナ差負けたが、今度は見事クビ差制した。
これでサマー2000シリーズでチャンピオンとなり、村山調教師のJRA重賞初勝利となった(テスタマッタによるジャパン・ダート・ダービー制覇は地方交流競走でのもの)。
急遽の乗り替わりとなった江田照Jは見事な代役を果たし、 新潟記念はサファリオリーブ(90年)ヤマニンアラバスタ(05年)で勝利しており、3度目の優勝といい仕事ぶりであった・・・
新潟記念(GⅢ)
芝2000m
勝ちタイム1.59.6
勝ち馬:ホッコーパドゥシャ(牡7、栗東・村山厩舎)
■前走の惜敗を晴らしホッコーパドゥシャ優勝だ!!
急遽の乗り替わりとなったホッコーパドゥシャ。
9Rで石橋脩Jが落馬し負傷するアクシデントが発生したが、見事に一発のチャンスを物にしたベテラン江田照J。
長い新潟、最後の最後に伸びたのが、小倉記念でハナ差に泣いたホッコーパドゥシャ。
見事な勝利で前走の鬱憤を晴らしたものであった。
メイショウレガーロしか行きそうな馬がいないのは判っていたが、本当に実際にゲートが開いても誰も行こうとしなかった。
メイショウレガーロが前へ出て、2番手にダイシンプラン、と直ぐに態勢が決まった。
最初の1Fが13.0と、レースゆったりと流れた。
メイショウレガーロ先頭、2番手がダイシンプラン、そして3番手の内にサンライズベガが入り、3コーナーを過ぎてサンライズベガが内からダイシンプランに並ぶように前へ出て行ったぐらいで、大きな動きはみられなかった。
遅い、本当に遅かった。
千メートル通過が1.01.8と、超がつくほどに遅かった。
これでは外へ出したい馬も、直線に向くまで辛抱の態だ。
そんな展開となり、どうやら直線勝負となりそうな気配濃厚となった。
マルカシェンクのゲートの出はやはり速くはなかったが、今日はましだった。
ブービーでのスタートだが差はなかった。
枠順も内だけに、当然に内々を追走してじっと我慢。
残り800メートルを過ぎて4コーナーのカーブを廻り直線に入って来たが、まだほとんどの馬が内から離れないで走っていた。
残り600メートルのハロン棒を過ぎたあたりで、少しずつ外へ外へと進路を取って行った。
メイショウレガーロはまだまだ先頭を譲っていなかった。
その内にサンライズベガが入って来た。
残り400メートルを過ぎたあたりで、各馬が追い出しにかかった。
少しずつ進路を真ん中へ取ったメイショウレガーロ。
その内からサンライズベガが少しずつ前に出て行った。
ガラッと開いている一番内へ入って追い上げてきたのがマルカシェンク。
誰も通らない内ラチ沿いを一気に前へと上がってきていた。
一番前で並ぶメイショウレガーロとサンライズベガの2頭。
その後ろに横一列に7、8頭が並んで、さらにその後ろにまた横一列に馬が広がった。
真ん中の列にいたホッコーパドゥシャが、少しずつ外へ出してきてはまた外へと出して来ていた。
大外から追い込んできていたエアシェイエディの勢いが悪くなかった。
その内へホッコーパドゥシャが並び、鞍上の江田照Jの左ステッキが入った。
そしてついには一番前に出て、ゴールを目指すサンライズベガと並び、さらにはその前にホッコーパドゥシャが出たように見えた。
一旦は先頭に立ったサンライズベガ。
しかし新潟の直線は長く、本当に遠い。
勝ちパターンのレースであったが、ホッコーパドゥシャだけに最後抜かれてしまった。
ホッコーパドゥシャは道中5、6番手の内でレースを進めた。
直線ではジワジワと外へ出す機会を伺い、小出しに出せたのも幸いしてゴール前で何も前にいない空間を得て、勝利へのゴールへと歩を進めた。
前走小倉記念でハナ差負けたが、今度は見事クビ差制した。
これでサマー2000シリーズでチャンピオンとなり、村山調教師のJRA重賞初勝利となった(テスタマッタによるジャパン・ダート・ダービー制覇は地方交流競走でのもの)。
急遽の乗り替わりとなった江田照Jは見事な代役を果たし、 新潟記念はサファリオリーブ(90年)ヤマニンアラバスタ(05年)で勝利しており、3度目の優勝といい仕事ぶりであった・・・
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