【高松宮記念】リュウジン再度の激走へ「スイッチ入る」

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26日、高松宮記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。マヤノリュウジン(牡7、栗東・庄野厩舎)は池添謙一騎手を背に坂路での追い切り。終いまで一杯に追い切られ4F53.1-38.4-24.7-12.1秒を記録。最後まで加速は衰えず、上々の伸びを見せた。

「今朝は終いまでしっかりと追ってもらいました。いい動きをしていましたね。去年の秋以降は攻め時計は出ても物足りない感じがあったけど、ジョッキーが乗ったことでスイッチが入ると思う。レーティングに見合う競馬をしてくれないかな」と庄野靖志調教師の期待も大きい。

体質面での弱さを抱え、本格化が遅れたマヤノリュウジンだが、初のG1挑戦となった昨年秋のスプリンターズSでは15番人気の低評価ながら3着と健闘。その走りが評価され、高松宮記念の登録馬の中で2番目に高いレーティングを獲得。賞金順では除外対象だったものの、晴れて二度目のG1挑戦が叶った。ここ2走は結果を残せていないが、再度観客を沸かす激走を見せることはできるか。