【高松宮記念】シルクフォーチュン 8歳でも元気いっぱい

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26日、高松宮記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。シルクフォーチュン(牡8、栗東・藤沢則厩舎)は助手を背にCWコースで追い切られ、6F78.3-62.8-50.1-38.0-13.3秒を記録。序盤から飛ばし、終いはやや時計を要したものの、衰えを感じさせない動きを見せた。

「行きだしたらガツンと行っちゃったね(苦笑)。馬場が悪くて馬が怒ったみたい。ま、それだけ馬も元気いっぱいってことでしょう」と藤沢則雄調教師は前向きに捉えている。

「前走は思わぬスローペースで引っ掛かってしまった。でも、芝のスプリントG1ならペースも上がってくれるでしょ。去年は行き過ぎて脚をなくしたけど、康太(藤岡康太騎手)はそこらも分かってくれてる。持ち味を引き出してほしいね」と、消化不良に終わった昨年のリベンジへ。その次走となった京王杯スプリングCで勝ち馬から0秒2差の5着に食い込んだように、芝適性は十分。自分の競馬に徹して一発を目論む。