断然人気ミッキーユニバース 先行策から楽勝!…新潟新馬

8月17日(日)、2回新潟6日目5Rでサラ2才新馬(芝1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の1番人気・ミッキーユニバース(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.8(重)。

2着には3馬身差で3番人気・エバーハーモニー(牡2、栗東・藤岡健厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・マイネルフレッチャ(牡2、美浦・池上厩舎)が続いて入線した。

好スタートからミッキーユニバースがハナへ。外からハッスルカフェがピタリと2番手を追走し、トウケイファルコン、ラインレジェンド、エバーハーモニーらが続いた。
先行した2頭が後続との差を離して4コーナーを回り、残り400m付近でミッキーユニバースがスパートをかけると独走態勢に。最後は外から懸命に迫るエバーハーモニーを尻目に、手綱を抑える余裕を見せ優勝。さらに離れた3着には後方から内を突いて追い上げたマイネルフレッチャが入線。

勝ったミッキーユニバースの母レディオブチャドは仏G1馬で、半姉には小倉2歳Sを制するなど、スプリント路線で活躍したジュエルオブナイルがいる血統。すでにアヴニールマルシェやカービングパスと評判馬が勝ち上がっている藤沢和雄厩舎から、また一頭楽しみな素材が現れた。

馬主は野田みづき氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+宇宙」。

1着 ミッキーユニバース(北村宏騎手)
「スタートを上手に出て、他に行く馬がいれば行かせようと思っていましたが、何も行かないので押し出されるようにハナに立ちました。物見をしていましたが、最後まで冷静に走れていましたし、グンとスイッチが入ることなく押し切った感じでした。これからどう変わってくるかですね」

2着 エバーハーモニー(藤岡康騎手)
「この馬自身は、最後までしっかり脚を使っています。今日は勝ち馬が強かったですけど、この馬も走りますよ。良くなる余地が大きいと思います」

3着 マイネルフレッチャ(柴田大騎手)
「体が緩い分、前半にダッシュがつかずに後ろからになりましたが、徐々にハマりが良くなって来るだろうと思ってジックリ運びました。最後は内から良い脚を使って伸びてくれましたね。まだ幼さもありますし、良くなる余地が大きい馬なので楽しみです」

4着 ラインレジェンド(吉田豊騎手)
「まだトモが緩くて、追い出してからのフットワークがもうひとつでした」

5着 モエレプロシード(石橋脩騎手)
「馬群を捌けると思って、道中はムリして押し上げずにあの位置から運びました。最後も良い脚を使っていますよ」

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ミッキーユニバース
(牡2、美浦・藤沢和厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:レディオブチャド
母父:Last Tycoon

ミッキーユニバース

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