母父はオグリキャップ ストリートキャップが差し切る…新潟新馬

9月6日(土)、2回新潟11日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の4番人気・ストリートキャップ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.4(良)。

2着には1馬身3/4差で2番人気・レッドルモンド(牡2、美浦・藤沢和厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・ディリジェンテ(牝2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサクラティンクル(牝2、栗東・須貝尚厩舎)は7着に敗れた。

他馬を制し、ハナに立ったのはレッドルモンド。そこにディリジェンテ、ハマギクも続く。圧倒的な1番人気のサクラティンクルは好位から。ストリートキャップは中団を追走。前半通過は平均よりもやや速めのペースも、隊列に変化はなく直線へ。
逃げたレッドルモンドが直線でも後続を引き離しにかかるが、そこに食らいついたのはストリートキャップとディリジェンテ。最後は3頭の追い比べになったが、ストリートキャップがしぶとく脚を伸ばし、差しきってみせた。1番人気のサクラティンクルは行き場をなくしたシーンもあったが、伸びがみられず終わった。

勝ったストリートキャップはゴールドアリュール産駒で、現2歳世代では9頭目の勝ち上がり。母のミンナノアイドルは現役時代にオグリキャップ最後の産駒として知られたが、残念ながら未勝利で引退。その初子が母の無念を晴らす走りをみせた。

馬主は株式会社ローレルレーシング、生産者は新冠町の佐藤信広氏。馬名の意味由来は「オグリキャップの道を受継ぐ者」。

1着 ストリートキャップ(岩田騎手)
「大人しくて乗りやすい馬ですね。流れに乗れましたし、良い勝ち方をしてくれました。スピードを生かせましたね」

2着 レッドルモンド(柴田善騎手)
「まだ気持ちに不安定なところがある感じですし、ガチャガチャするよりはモマれずに行けて良かったと思います。まだ課題は多いですけど、慣れてくれば良いですね」

3着 ディリジェンテ(石橋脩騎手)
「前向き過ぎるところはありますが、馬の後ろに入れたら折り合いがつきました。直線に向いても手応えがあったので、前はいつでも交わせると思っていましたが、相手も強かったですね。それでも、この馬もセンスが良いですし、走りますよ」

4着 イングランドローズ(エスポジート騎手)
「才能は良いものがあります。まだ子供っぽいところがあるので、レースを使いながら成長してくれば良いですね」

5着 ウインフォーエバー(嘉藤騎手)
「スタートを出て後ろからになりましたが、スローペースのなか、よく追い上げています。使って上積みがありそうですし、次はもっと良いと思います」

7着 サクラティンクル(戸崎圭騎手)
「スタートをしてから、少しハミを噛んだところがありました。それがどこまで影響したかは分かりませんが、最後は手応えがありませんでした」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ストリートキャップ
(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ミンナノアイドル
母父:オグリキャップ

ストリートキャップ

ストリートキャップ

ストリートキャップ


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。