【セントウルS】復調フォーエバーマーク「開幕週の馬場で」

10日、日曜阪神11レース・セントウルS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、キーンランドC6着のフォーエバーマーク(牝6、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、4F56.6-41.4-13.7秒をマークした。

【矢野英一調教師のコメント】
「2走前のアイビスサマーダッシュは少し闘争心が足りないような感じだったので、前走の前は速い時計を出して攻めを強化しました。その効果もあって気合い乗りが良かったですし、レースでも良いダッシュでハナを奪っていって、見どころのある競馬が出来たと思っています。

レース間隔が詰まっていますし、追い切りはこのくらいで十分です。前走で復調気配を感じましたし、開幕週の馬場でリズム良く行ければ頑張れるのではないかと思います」

フォーエバーマーク

前走、ヴィクトリアマイル18着のプリンセスメモリー(牝7、美浦・高橋博厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F57.3-41.3-27.1-13.5秒をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「前走はマイルとはいえ最後はあまりに伸びなさ過ぎでした。もしかすると状態が本当ではなかったのかもしれません。今回は、休みを挟んで状態は問題ありません。先週の1週前追い切りで終いしっかりやっているので、今週は調整程度でしたが、良い仕上がりだと思います。

開幕週で前が止まらない馬場がどうか、というところですが、阪神コースは合っていると思いますし、持ち味の一瞬の脚の使いどころひとつだと思います」