【スプリンターズS】13番人気スノードラゴンが差し切りG1初制覇!

10月5日(日)、3回新潟8日目11Rで第48回スプリンターズS(GⅠ)(芝1200m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の13番人気・スノードラゴン(牡6、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.8(良)。

2着には半馬身差で2番人気・ストレイトガール(牝5、栗東・藤原英厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・レッドオーヴァル(牝4、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。

先手を争うと思われたコパノリチャードが出遅れる波乱の幕開け。ダッシャーゴーゴーがハナを主張し、ハクサンムーン、ベルカントの2番手争い。ストレイトガールは中団馬群で待機し、その外からスノードラゴンはレースを進めた。
直線ではベルカントが内で懸命に粘り、馬群を割ってストレイトガール、外からグランプリボス、レッドオーヴァルも差を詰める中、スノードラゴンが大外から一気の伸び脚でまとめて交わし去り優勝。

勝ったスノードラゴンはこれが芝での初勝利。ダートの短距離路線で実力を積み上げてきたが、今年の春から芝路線へと転じ、高松宮記念では2着と好走。今回は13番人気の低評価を覆し見事な差し切り勝ち。初の重賞タイトルがG1の大舞台となった。鞍上の大野拓弥騎手はキャリア10年目で、管理する高木登調教師は開業8年目で初のG1制覇となった。

馬主は岡田牧雄氏、生産者は新冠町のイワミ牧場。馬名の意味由来は「ユリ科の常緑多年草」。

2番人気のストレイトガールは春に続きG1でまたしても惜敗。ハクサンムーンは直線半ばまで先頭争いに加わったものの、ラストは力尽き13着に終わった。

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スノードラゴン
(牡6、美浦・高木登厩舎)
父:アドマイヤコジーン
母:マイネカプリース
母父:タヤスツヨシ
通算成績:35戦8勝
14年スプリンターズS(G1)

スノードラゴン

スノードラゴン

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