トピックスTopics
【東京ハイJ】ブービー人気のサンレイデュークが重賞初V
2014/10/13(月)
10月13日(月)、4回東京3日目8Rで第16回東京ハイジャンプ(GⅡ)(障3110m)が行なわれ、難波剛健騎手騎乗の13番人気・サンレイデューク(牡6、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:27.1(良)。2着にはクビ差で1番人気・エーシンホワイティ(牡7、栗東・松元茂厩舎)、3着には2馬身半差で5番人気・オースミムーン(牡5、栗東・小野幸厩舎)が続いて入線した。
アポロマーベリックが好スタートを決めてハナに立ち、エーシンホワイティが2番手を追走。さらにシャイニーブラック、ソンブレロ、ケイアイドウソジンなどが続く。道中ではアポロマーベリックが後続に2、3 馬身差をつけて単騎で逃げ、馬群は縦長の展開に。最終障害手前でエーシンホワイティがアポロマーベリックに並びかけ、直線を向くと先頭に立つ。態勢決したかに思われたが、内から脚を伸ばしたサンレイデュークがゴール直前で差し切った。
休み明けとなったGⅠ2勝のアポロマーベリックは直線で失速。6着に敗れた。
勝ったサンレイデュークは半姉に小倉記念を制したサンレイジャスパーがいる血統。半弟のサンレイレーザーも昨日の毎日王冠で11番人気2着と激走しており、今週末は兄弟で波乱を演出する結果となった。また、鞍上の難波騎手は重賞初制覇となった。
馬主は永井啓弍氏、生産者は新ひだか町の岡野牧場。馬名の意味由来は「冠名+公爵」。
1着 サンレイデューク(難波騎手)
「頑張って走ってくれました。最後は良い脚を使うけど、前半に良い位置を取れない競馬が続いていましたし、今日は良い位置を取れればと思っていました。スタートの一歩目が速くなくて後ろからになりましたが、飛越で差を詰めていけました。
前でメイショウヨウドウがバランスを崩したときに、詰めどころだと思って上がっていきました。最後は良い脚を使ってくれました。もともと中山が得意な馬ですが、東京でこれだけやれたのですから、先が楽しみですね。厩舎ゆかりの血統の馬で勝てて良かったです」
2着 エーシンホワイティ(北沢騎手)
「ギリギリまでアポロマーベリックを可愛がって運びました。最終障害を飛んだ後にアポロがグッと前に出たので、そこから追い出しました。スッと抜け出して、他に相手はいないだろうと思ったところに後ろから声が聞こえて……。この馬の競馬は出来ていますし、仕方ないですね」
3着 オースミムーン(中村騎手)
「ケイアイドウソジンを閉じ込めようと脚を使った分、最後は甘くなってしまいました。そこ以外はスムーズでした」
4着 エイブルブラッド(石神騎手)
「最後は首の上げ下げで、3着はあるかと思ったんですが……。良い枠から道中も上手くガマン出来ましたし、最後も渋太く伸びています。能力がありますし、先が楽しみです」
5着 ソンブレロ(高田潤騎手)
「勝負どころで、外から押し込められる形になってしまいましたからね。そこのロスが痛かったです。まだキャリアの浅い馬ですし、今日の厳しい競馬が良い経験になると思います」
6着 アポロマーベリック(五十嵐騎手)
「本当に良いときと比べると、休み明けかなという感じの手応えでしたが、秋初戦としては悪くない内容だったと思います」
東京ハイジャンプの結果・払戻金はコチラ⇒
サンレイデューク
(牡6、栗東・高橋忠厩舎)
父:デュランダル
母:サンレイククイン
母父:Cozzene
通算成績:26戦4勝
重賞勝利:
14年東京ハイジャンプ(JG2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/6(月) 【名古屋グランプリ】影も踏ませぬ一人旅!ノットゥルノ&武豊騎手がレコードV
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】見せた2歳王者の貫禄!ジャンタルマンタルが横綱競馬で2度目のG1制覇
- 2024/5/5(日) 【新潟大賞典】雪辱果たす逃走劇!ヤマニンサルバムが重賞2勝目をマーク
- 2024/5/6(月) 【3歳馬情報】桜花賞馬の弟がPOGシーズン最終盤の東京に登場!
- 2024/5/5(日) 【ヴィクトリアマイル】出走馬格付けバトル!「2強対決」の明暗クッキリ!?
- 2024/5/4(土) 【京都新聞杯】藤岡佑介ジョッキーお見事!ジューンテイクが最内強襲で差し切り勝ち
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】ブラス材料しかない!元ジョッキーが狙う3歳マイル王決定戦の伏兵!
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】ジャンタルマンタル外枠は好材料!「絶好ポジション」から浮上した展開注目馬