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他馬に並ばせぬ!グランデサムライが逃げ切る!!
2014/10/21(火)

14年10月18日(土)4回京都4日目5R サラ2才新馬(芝1200m)
グランデサムライ
(牡2、栗東・吉田厩舎)
父:サムライハート
母:パラダイスコースト
母父:Fusaichi Pegasus
サラ2才新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
ゲートが開いた瞬間にポーンと前へ出たグランデムサライ。そのまま先頭をキープしてのゴール。外へ出して追い詰めてきたベーリングメファの追撃を、クビ差凌いでの勝利とした。
1番人気のマラニーノは、4角を廻る時にかなり外へ逃げ気味。そのロスがもったいなかった着差でもあった。34.7~34.5と、上手いペースでレースの主導権を握った北村友Jによる演出が実を結んだ形であった…。
マラニーノは、すでに3角でもやや外へ逃げ気味なのが判る。やはり若駒だけにいろんな事が起きるのであるが、それにしてもクビ・半馬身の差だけに、もったいなかった。もっと惜しまれるのが、2着馬のベーリングメファだろう。4角でマラニーノが外へ逃げ気味。その外目にいたジャミールカズマ。外へふられてタイムロスもあったが、押し上げてマラニーノに並ぶ様に馬体を併せに行く。その2頭の後ろへちょうど上がって来ていたのがベーリングメファ。ジャミールカズマの外へと、大きく進路を変更してからの追い上げ。そこからクビ差まで迫っていっていたのだから、ラスト2Fの脚はかなりの数字だったはず。ジャミールカズマとベーリングメファは、次走の狙い目になる馬だと思える。
グランデサムライは、『北海道市場で210万』と競馬専門紙には書いてあった。セレクトセールで〇〇〇〇万とかの馬もいる中で、この超お買い得の値段。まして新馬勝ちと、これからまだまだ夢が膨らむものであろう。ただこの新馬戦は、全体的なレベルとしてはそんなに高くなかったかとは思う。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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