【BCターフ】メインシークエンスがアメリカ移籍後4連勝!

現地時間11月1日(土)、アメリカのサンタアニタパーク競馬場で行われたブリーダーズカップターフ (G1)(3歳上 賞金総額:300万米ドル 芝約2400m)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗のメインシークエンス(セ5、米・G.モーション厩舎)が差し切って優勝。

2着には半馬身差で2番人気・フリントシャー(牡4、仏・A.ファーブル厩舎)、3着には1馬身1/4差で8番人気・トワイライトエクリプス(セ5、米・T.アルバトラーニ厩舎)が続いた。

昨年覇者のマジシャンが回避するアクシデントが当日に発生。レースはマンノウォーS馬イマジニングがハナを切ると、追随するように人気薄のスタースパングルドヒートが競りかけていく。英キングジョージ2着の人気馬テレスコープは3-4番手の内につけ、その2馬身ほど後ろでは、凱旋門賞2着馬フリントシャーとメインシークエンスがレースを進める。1コーナーを周った辺りで、今度はアーリントンミリオン馬ハーデストコアがトップに立ち、レースを引っ張る展開に。

固まった馬群のまま直線を迎えると、内をついて抜け出そうとするテレスコープに、フリントシャーが外から並びかけ、一時はトップに立つも、さらに外からメインシークエンスが強襲、ゴール前で鮮やかに差し切ってみせた。勝ち馬はもともと英国馬だが、米国に移籍してきてからは怒涛のG1・4連勝。今回もフリントシャーへの徹底したマークが勝利を呼び寄せた格好だ。

なお海外メディアによると、今後は暮れの香港遠征プランも持ち上がっている様子。日本馬との対決も期待される。


メインシークエンス
Main Sequence
(せん5、米・G.モーション厩舎)
父:Aldebaran
母:Ikat
母父:Pivotal
通算成績:18戦8勝
重賞勝利:
14年BCターフ(G1)
14年ソードダンサー招待H(G1)
14年ユナイテッドネーションズS(G1)
14年ターフクラシック招待S(G1)
12年ダービートライアルS(英)(G3)