おじはトランセンドのエイムハイがゴール前で差し切り…東京新馬

11月15日(土)、5回東京3日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・エイムハイ(牡2、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.0(良)。

2着にはクビ差で12番人気・ノワールギャルソン(牡2、美浦・田村厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ボルゲーゼ(牡2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

序盤はインからニシノインシュアラ、ブルールーク、ノワールギャルソン、ノーブルマーキュリらが横並びに先行。その後ろにエイムハイ、ボルケーゼも構える。
向こう正面で馬群は二分し、直線で先に抜けだしたのはノワールギャルソン。そこにエイムハイ、ボルケーゼも追走すると、ゴール前で3頭が馬体を併せる形に。間に入ったボルケーゼは挟まれ、ブレーキがかかったが、伸びが際立っていたエイムハイが差し切りを決めた。

勝ったエイムハイはおじにJCダートを連覇するなど、G1・4勝のトランセンドがいる血統。母のサンドリオンも3連勝を挙げて、秋華賞にも駒を進めた。
馬主は前田幸治、生産者は新冠町の株式会社ノースヒルズ。馬名の意味由来は「『高みを目指せ』米国空軍の徴兵キャッチフレーズ」。

1着 エイムハイ(戸崎圭騎手)
「まだ緩さがあって、追ってからもジワジワという感じでしたが、それでこの内容ですからね。しっかりしてくればもっと良い走りが出来ると思います」

2着 ノワールギャルソン(ブドー騎手)
「ゲートの中が不安定だと聞いていましたが、問題なく出られましたし、そのおかげでリズム良く運べました。早目に抜け出して目標にされた分、差されてしまいましたが、一緒に上がっていく形なら違ったと思います。良い馬ですよ」

3着 ボルゲーゼ(北村宏騎手)
「初めての競馬でしたが、馬は冷静でしたよ。スタートを五分に出て二の脚もつきましたし、リズム良く運べました。直線ではモタれながらもしっかり伸びてくれました。素質のある馬です」

4着 ブルールーク(蛯名騎手)
「前に馬を置いても良かったかもしれませんが、良いスタートを切れましたし、ペースも遅かったので、あの位置から運びました。初めの競馬で慣れがないだけに興奮するところも見せましたが、後ろから来られたときも抵抗できましたし、トモなどしっかりしてくればもっとやれると思います」

5着 ブレイクエース(三浦騎手)
「血統的に気持ちが乗りやすいところがあると思って、その辺りを注意していましたが、思いのほか問題はありませんでした。今日は上がりの競馬になってしまったので、ここまでの結果でしたが、良い脚を使っていますし、楽しみな馬ですよ」

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エイムハイ
(牡2、栗東・安田隆厩舎)
父:ディープインパクト
母:サンドリオン
母父:コマンダーインチーフ

エイムハイ

エイムハイ

エイムハイ


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