気になる有力馬のその後

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■栗東Sで1番人気に支持されながら9着に敗れたニシノコンサフォス(牡7、栗東・宮本厩舎)は放牧に出されることになった。
「暑さに敏感なタイプですし、目に見えない疲れがあったんでしょう。そうでなければあんなに負ける馬ではありませんから」と久保田助手。
立て直して秋に期待したい。
  
■京都ジャンプSで8着のファントムスズカ(牡6、栗東・橋田厩舎)もこの後は放牧に出して一息入れる予定。
「昨年が夏負けしたので今年は休ませる。どこも悪くないから復帰もそんなに時間はかからないと思う」と込山助手。

■葵Sを制したカノヤザクラ(牝3、栗東・橋口厩舎)は放牧へ出すことに。
「今は使う番組がないからね。夏ぐらいに復帰をさせようかと考えている」と橋口師。
また同厩舎で平場500万を快勝したスリープレスナイト(牝3、栗東・橋口厩舎)はユニコーンSで重賞制覇を狙う。
「勝てばユニコーンSへ行くつもりだった。距離もマイルぐらいまでなら大丈夫」と師。

■ヴィクトリアマイルで6着だったディアデラノビア(牝5、栗東・角居厩舎)は安田記念を視野に入れて調整されることになった。
「不利な流れで脚を巧くタメられなかった。レース後も普段と変わらず順調なので、今の様子なら使いたい気持ちはある」と岸本助手は出走に前向きだった。

■また、同厩舎で天皇賞で12着に大敗したデルタブルース(牡6、栗東・角居厩舎)、京王杯スプリングCで11着だったインセンティブガイ(牡6、栗東・角居厩舎)はともに放牧に出されることが正式に決まった。

■同じくヴィクトリアマイルで16着だったソリッドプラチナム(牝4、栗東・田中章厩舎)。
次走は馬の状態を見てからになるが、マーメイドSを予定に調整するとのこと。
「あの位置からでは厳しい。それにあれだけ上がりが速いとお手上げ」と田中章師。