直線一気でエトランドルがデビューV…京都新馬

11月30日(日)、5回京都9日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・エトランドル(牡2、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.1(稍重)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・スマートガイア(牡2、栗東・安田隆厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・マキシマムドパリ(牝2、栗東・松元茂厩舎)が続いて入線した。

まずラチ沿いからカムヒアが先手をとり、ナムラカンベイ、カルディア、さらにメモリーデシジョン、サウンドギャツビー、ゼンノブレーメン、スマートガイアらが一団で先行集団を形成。人気のエトランゼルは最後方を追走する。坂の下りでマキシマムドパリが勢いを付け、エトランドルも進撃を開始。
直線に入るとスマートガイア、マキシマムドパリが抜け出しを図るが、外からエトランドルが一気に2頭を交わしてゴール。鮮やかな差し切りで新馬勝ちを決めた。

勝ったエトランドルは兄に目黒記念を勝ったムスカテール、近親に重賞を3勝したダイワカーリアンがいる血統で、話題の新種牡馬ハービンジャーは14頭目の産駒勝ち上がり。道中は随所に幼い面を見せての快勝で、今後さらなる成長が期待される。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「抱きしめる(仏)。母系より連想」。

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エトランドル
(牡2、栗東・友道厩舎)
父:ハービンジャー
母:シェリール
母父:サンデーサイレンス

エトランドル

エトランドル

エトランドル

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