トピックスTopics
トーセンジョーダンが種牡馬入り 2011年の天皇賞(秋)制覇
2014/12/4(木)
2011年の天皇賞(秋)を制するなど、古馬中距離戦線の一角を担ったトーセンジョーダン(牡8、栗東・池江寿厩舎)が、12月5日(金)付で競走馬登録を抹消することが発表された。08年11月のデビュー戦こそ敗れたが、キャリア2戦目から一気の3連勝でオープン特別を勝利。クラシック候補として名乗りを挙げたものの、ツメに不安を持っていたことから出世が遅れたトーセンジョーダン。それでも4歳の夏に再びオープンクラスへの昇級を果たし、アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇。翌11年はアメリカジョッキーCC、札幌記念とタイトルを積み上げ、天皇賞(秋)では1分56秒1の日本レコードを記録してのG1勝利。続くジャパンCも2着に入り、大躍進の一年となった。
6歳を迎えた12年も天皇賞(春)で2着に食い込んだが、その後にツメの不安が再発。以降は昨年のジャパンCで3着と波乱を演出する場面も見られたが、往年の輝きを見せることはできなかった。
今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。ジャングルポケットの後継種牡馬としての活躍が期待される。馬主は島川隆哉氏、生産者は早来町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名」。通算獲得賞金は7億506万円(付加賞含む)。
トーセンジョーダン
(牡8、栗東・池江寿厩舎)
父:ジャングルポケット
母:エヴリウィスパー
母父:ノーザンテースト
通算成績:30戦9勝
重賞勝利:
11年天皇賞(秋)(G1)
11年札幌記念(G2)
11年アメリカジョッキーCC(G2)
10年アルゼンチン共和国杯(G2)

重賞初制覇となった2010年のAR共和国杯より

G1制覇を遂げた2011年の天皇賞(秋)より

先日30日のジャパンC(14着)がラストラン
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/13(月) 【南部杯】盛岡に上がる復活の狼煙。ウィルソンテソーロが1年ぶりのG1制覇!
- 2025/10/13(月) 【スワンS】淀の直線を切り裂く豪脚!オフトレイルが重賞2勝目!
- 2025/10/13(月) 【秋華賞】出走馬格付けバトル!樫の女王が2冠をつかみ取るか、乙女たちの反撃か
- 2025/10/13(月) 【スワンS】穴馬量産の若武者、老練馬と夢の重賞獲り!
- 2025/10/12(日) 【スワンS】若き才能が秋を駆ける!京都パーフェクトのニュースターコンビ!
- 2025/10/12(日) 【スワンS】2年ぶりの登場!混戦を抜け出すマイスター熟練の技は必見
- 2025/10/12(日) 【アイルランドT】秋に咲いた紫の華!ラヴァンダが重賞初制覇V
- 2025/10/11(土) 【サウジアラビアRC】雨の府中を切り裂く末脚!エコロアルバが重賞初制覇!