スプリント重賞2勝 エピセアロームが繁殖入り

一昨年のセントウルSなど、重賞2勝を挙げたエピセアローム(牝5、栗東・石坂厩舎)が、12月3日(水)付で競走馬登録を抹消したことが発表された。

2歳時には小倉2歳Sを制し、翌2012年には春の牝馬クラシック戦線を歩んだエピセアローム。同年夏よりスプリント路線に再度矛先を向けると、セントウルSでは後にG1で6勝を挙げるロードカナロアを破る大金星。次走のスプリンターズSも4着と健闘した。以降もスプリント重賞で度々上位に顔を覗かせ、先日11月30日の京阪杯(4着)がラストランに。

今後は生まれ故郷である北海道安平町のノーザンファームにて繁殖入りの予定となっている。馬主は吉田勝己氏、馬名の意味由来は「スパイシーな香り(仏)」。JRA通算獲得賞金は2億1101万6000円(付加賞含む)。

エピセアローム
(牝5、栗東・石坂厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ラタフィア
母父:Cozzene
通算成績:22戦4勝
重賞勝利:
12年セントウルS(G2)
11年小倉2歳S(G3)

エピセアローム

2011年の小倉2歳Sより。鞍上は浜中俊騎手


エピセアローム

ロードカナロアを破った2012年のセントウルSより。鞍上は武豊騎手