【阪神JF】レッツゴードンキ 今週は息ピッタリ「いいイメージで」

10日、阪神ジュベナイルF(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。レッツゴードンキ(牝2、栗東・梅田智厩舎)は浜中俊騎手を背に坂路で単走で、終始馬なりのまま4F56.8-41.3-26.4-12.8秒をマーク。1週前追い切りでは前半からやや飛ばし気味に好時計をマークしていたが、今回は時計こそ平凡。しかしラストまで人馬の呼吸はピタリと一致と好気配が窺える。

「先週の追い切りは力んでしまいましたが、今週の坂路はスムーズに乗れました」と開口一番、安堵の表情を浮かべる浜中騎手。「ハミを換えた効果か、走り慣れた坂路もよかったのかもしれませんけどね。でも、いいイメージでレースに向かうことができます」と最後までトーンは高かった。

2歳女王が決する大一番を前にしての初コンビとなるが、「前走も最後はいい脚を使っていたし、外回りコースは合いそうですしね」と実戦を心待ちにしている様子。デビューから2戦はいずれも札幌の小回り1800mも、初の大回りコースとなった前走アルテミスSでも2着と好走し、賞金加算に成功した。重賞で常に上位に食い込んできた堅実さは、混戦が予想される今回も大きな武器となりそうだ。