昨年の雪辱を期すヴァーミリアン、JCダートへ

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JBCクラシックを制したヴァーミリアンが2週間後に迫ったジャパンカップダートに向けて坂路で追切りを行った。全体時計はエラー(推定4Fで54秒台)だったが、元々稽古はそれほど動かないタイプで陣営の表情に一切の曇りもない。

「7歳でもまだ進化している感じ。衰えどころか馬も若いよ。昨年(3着)の雪辱を晴らしたい」と担当助手は巻き返しに意欲を見せる。

一時期は陰りがみえたかのように、成績が振るわなかったヴァーミリアンだが、この夏の帝王賞、そして、秋緒戦のJBCクラシックと交流JpnⅠを連勝中。 JCダートは、アメリカからの刺客、ベルモントS勝ち馬のサマーバードなど、並みいる強豪が揃う一戦となることが予想されるが、昨年の借りを返せるか注目だ。

ヴァーミリアン
(牡7、栗東・石坂厩舎)
父:エルコンドルパサー
母:スカーレットレディ
母父:サンデーサイレンス
近親:ダイワスカーレット
通算成績:30戦14勝
重賞勝利:
09年JBCクラシック(G1)
09年帝王賞(G1)
08年JBCクラシック(G1)
08年フェブラリーS(G1)
07年東京大賞典(G1)
07年ジャパンカップダート(G1)
07年JBCクラシック(G1)
07年川崎記念(G1)
06年名古屋グランプリ(G2)
06年ダイオライト記念(G2)
05年浦和記念(G2)
04年ラジオたんぱ杯2歳S(G3)