トピックスTopics
【5回阪神】エルクンバンチェロ…小平奈由木の注目新馬レポート
2014/12/23(火)
エルクンバンチェロ(牡2、栗東・安田厩舎)
父:Elusive Quality
母:ラクカラチャ
母父:Piccolo
魅力的な血統背景の持ち込み馬である。父はポーカーHで芝マイルの世界レコードをマークしたイルーシヴクオリティ。2004年に北米リーディングサイアーに輝いた。米2冠馬のスマーティジョーンズをはじめ、数々のトップクラスを送り出しているだけでなく、ショウナンアデラ(阪神JF)の母父としても注目が高まっている。
母ラクカラチャ(その父ピッコロ)はイギリス生まれ。芝5ハロンのG1・ナンソープSなど、重賞3勝の快速馬である。サンデーサラブレッドクラブにラインナップ。募集総額は4000万円だった。
ノーザンファー空港で体力アップが図られたうえ、9月6日、NFしがらきへ移動。丹念に15-15を消化する。10月29日、栗東に入厩。11月14日のゲート試験をパスした。ぎっしり筋肉が詰まった迫力あるボティー。一時は560キロもの体重を誇った大型だけに、時間をかけて仕上げられた。ひと追いごとに反応が良化。初戦から動ける態勢にある。
12月28日(日)、阪神の芝1400mにスタンバイ。グレゴリー・ブノワ騎手が手綱を取る。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/19(木) 楽しみな有馬記念ウィーク【柴田大知コラム】
- 2024/12/19(木) 【有馬記念】重賞最強データ!近4年続けて馬券内の「グランプリ巧者」とは
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】過去10年で勝率0%!「圧倒的不利」の条件下で浮上する逆転候補
- 2024/12/18(水) 【阪神カップ】状態上昇中のウイングレイテストは今の馬場が鍵!
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】アメリカで収穫を得たローシャムパークがグランプリに挑む!
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】人間が見習わないといけない!?有馬記念に挑むハヤヤッコに迫る
- 2024/12/15(日) 【朝日杯フューチュリティS】新星誕生!アドマイヤズームが後続を突き放し完勝!
- 2024/12/16(月) 【2歳馬情報】有馬記念ウィークにグランプリホースの妹がデビュー!