【名古屋GP】岡部誠&エーシンモアオバー2年ぶり2度目V!

12月23日(祝・火)、名古屋競馬場で行われた交流重賞・第14回 名古屋グランプリ(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金:3100万 ダート2500m)は、岡部誠騎手騎乗の6番人気・エーシンモアオバー(牡8、栗東・沖厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:43.5(稍重)のレコードタイム。

2着にはクビ差で1番人気・ニホンピロアワーズ(牡7、栗東・大橋厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・シビルウォー(牡9、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

エーシンモアオバーが先手を主張し、ニホンピロアワーズが2番手に付けるも、スタートから掛かり気味の追走となったトウショウフリークが我慢しきれず1周目向正面でハナへ。以下ソリタリーキング、シビルウォーと中央勢で隊列が続いた。
2周目向正面でトウショウフリークが後退すると、エーシンモアオバーとニホンピロアワーズの先頭争いに。3コーナー過ぎで一旦はニホンピロアワーズが前に出る場面も見られたが、直線入り口からもう一度差し返したエーシンモアオバーが懸命に粘り通し優勝。シビルウォーも最後は末脚を伸ばしたが3着まで迫るのが精一杯。離れた4着に入線したグランディオーソ(牡5、大井・藤田輝厩舎)が地方馬最先着となっている。

勝ったエーシンモアオバーは名古屋グランプリ4年連続の出走で、2年ぶり2度目の勝利。この舞台恒例となった愛知所属・岡部誠騎手とのコンビもすっかり定着。今年10月の白山大賞典に続いて4つ目の重賞タイトルを獲得した。

馬主は株式会社 栄進堂、生産者は浦河の栄進牧場。馬名の意味由来は「冠名+その上に」。

【岡部誠騎手のコメント】
「(2年前に続いての勝利に)あの時は嬉しくて涙が出てしましたが、今日は笑顔です!毎年良い状態で乗せていただいているので、馬の力を信じて乗るだけでした。8歳ですが、馬は本当に若々しいですね。

どのような展開になるか想像はつきませんでしたが、自分の形を作ってリズム良く走らせることだけを心がけました。ユタカさんが途中でハナに行きましたが、そこから馬のリズムさえ保てば最後まで持ってくれると思っていました。最後はニホンピロアワーズの方が手応えが良くて、何とか残ってほしいと思っていましたが、馬を叩きすぎたので少し可哀想なことをしてしまいましたが、並ばれてからもう一度ハミを取ってくれたので、最後は意地のぶつかり合いという漢字で、よく頑張ってくれました。

今年はケガもあって、なかなかリズムに乗り切れませんでしたが、今日は大きなタイトルを手に入れましたので、来年もこの調子でリーディングを獲れるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

エーシンモアオバー
(牡8、栗東・沖厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:オレゴンガール
母父:Rubiano
通算成績:49戦12勝
(うち地方成績:18戦4勝)
重賞勝利:
12・14年名古屋グランプリ(Jpn2)
13~14年白山大賞典(Jpn3)

エーシンモアオバー

エーシンモアオバー

エーシンモアオバー

エーシンモアオバー

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