先手取り切った3歳牝馬コーリンベリーが逃げ切りV…ファイナルS

12月28日(日)、5回阪神8日目12Rで2014ファイナルS(ダ1400m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の2番人気・コーリンベリー(牝3、栗東・柴田見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.9(良)。

2着には3馬身半差で9番人気・ニシケンモノノフ(牡3、栗東・庄野厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・シンボリエンパイア(牡5、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキョウワダッフィー(牡6、栗東・笹田厩舎)は4着に敗れた。

キズマが押して飛び出すも、それを制してコーリンベリーがハナへ。ネオザウィナー、カオスモス、ニシケンモノノフも差がなく続いて先行集団を形成し、人気のキョウワダッフィーはちょうど中団あたりを追走する。4コーナーで馬群が凝縮するが、リズムよくレースを運ぶコーリンベリーがコーナーワークで差を広げ、そのままセーフティリードを保ってゴール。好位から内を突いたニシケンモノノフが2着に上がり、際どくなった3着争いはハナ差でシンボリエンパイアがキョウワダッフィーを抑えた。

勝ったコーリンベリーは今年の年明けから未勝利→500万→昇竜Sと3連勝。芝の桜花賞は最下位に敗れたが、端午S、ユニコーンSで2着に入りダートでは世代トップクラスの能力を示していた。秋は休み明けのJBCレディスクラシック9着からここへ挑み、得意の短距離で鮮やかな変わり身。来年は重賞戦線での活躍が期待される。
また、騎乗した松山弘平騎手は本日の特別戦4鞍のうち3つ制する大活躍。2014年の中央競馬最後のレースを締めくくった。
馬主は伊藤恵子氏、生産者は日高町の今井牧場。馬名の意味由来は「冠名+小果実」。

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コーリンベリー
(牝3、栗東・柴田見厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:コーリンラヴィアン
母父:ミシックトライブ
通算成績:10戦4勝

コーリンベリー

コーリンベリー

コーリンベリー

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