トピックスTopics
3歳トゥザワールド2着大健闘 母&兄超えで来年に弾み!
2014/12/28(日)
●12月28日(日) 4回中山8日目10R 第59回 有馬記念(G1)(芝2500m)2着に食い込んだのは3歳馬トゥザワールド(牡3、栗東・池江寿厩舎)。母トゥザヴィクトリー('01年)、全兄トゥザグローリー('10~11年)ら一族の最高着順を1つ更新する走りで波乱を演出した。
スタートこそ他馬のスピードに劣る形となったが、すぐさま二の脚を利かせて道中は6~7番手を追走。常に内から2~3頭目のコース取りで進路を確保しながら最後の直線を迎えると、ゴール前では馬群を縫うように追い上げて2着。公開抽選によって2番目に獲得した3枠6番の好枠をフルに生かす走りで、歴戦の古馬たちに割って入った。
「今日はスタートが遅れましたが、出していって好位から運びました。道中はスムーズでしたし、狭いところにもヒルまず入っていきました。最後もよく伸びていますし、素晴らしい馬です」とテン乗りとなったW.ビュイック騎手も賛辞を惜しまない。
デビュー2戦目から一気の4連勝で弥生賞を制し、クラシック3冠ではいずれも上位の支持。しかしクラシックのタイトルには手が届かなかった上、前走の菊花賞では距離適性への不安を露呈する形での16着大敗。それでも「この中間で、気性面でも肉体面でも成長したと思います。2週続けて追い切りに乗りましたが、反応が良くなっていって臨戦態勢は整ったと思っていました」と鞍上は密かに自信を持っていたようだ。
「本質的には広い馬場が合うと思います」というコメントも残したが、グランプリでの激走はやはり血の成せるワザか。期待の良血馬が悲願のG1勝利に向けて、大きな収穫を得て年越しを迎える。


関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/6/13(金) 土曜は函館、日曜は宝塚記念のため阪神で騎乗へ【戸崎圭太コラム】
- 2025/6/13(金) お馬さんには日々感謝。【高田潤コラム】
- 2025/6/13(金) 2歳新馬戦はココに要注意!ジョッキー視点で考える新馬戦の難しさ【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/6/12(木) 先週は2着2回!今度こそ勝利を掴みたい【柴田大知コラム】
- 2025/6/12(木) 【宝塚記念】重賞最強データ!川田騎手を抑えて1位に輝いた「隠れ阪神芝2200mマスター」
- 2025/6/13(金) 【宝塚記念】昨年は7番人気2着ソールオリエンスをズバリ!「道悪グランプリ」で浮上するお宝馬(PR)
- 2025/6/11(水) 【東京ダービー】これぞ圧巻の逃走劇!ナチュラルライズがダート2冠達成!
- 2025/6/11(水) 【宝塚記念】ローシャムパークが念願のG1制覇をかけてグランプリ参戦!